「生粋」ではないんです | 自己紹介1
noteを始めて3ヶ月、ろくに自己紹介をしていない。
「自己紹介」ってかなりセンスが問われる。
だから、できることならしたくない。
この自己紹介でしくじったら、一生読んでもらえなくなるかもしれないじゃん。
この記事だけ読んで、「この人、おもんないな。」と即ブラウザバックの後、記憶から抹消されるかもしれないし。別の記事が、意外と、案外、思いの外、もしかしたら、奇跡的に、面白いと思ってもらえたかもしれないのに。
でも。
書き手として自己紹介はしたくないが、読み手としては筆者の情報を欲してしまう。筆者の人柄を知っているほど、読んでいて面白いと思うたちだ。可能なら、性癖くらいまで知りたい。
と、ぐだぐだ思い悩んだ末、リスクを分散させることにしました。つまり、自己紹介記事を複数に分けることにしたってわけです。(性癖は模索中です)
今回は、名前の由来だけ。
好きなものとか生い立ちとかは、またの機会に。
あ、最低限で済ませるとすると、22歳新社会人、おじさん好きの女です。よろしくお願いします。
さて。
「きっすい」という名でnoteを書いています。
でも、「生粋」じゃあないんです。
そんなに格好つけられない。ひとりなら京都駅にダル着すっぴんメガネで行っちゃうような、しょうもない人間なので。「生粋」なんて名前、身の丈に合わないし恥ずかしい。
それじゃあ何??????と尋ねたら。
私のペンネーム「きっすい」は漢字で書くと、
「喫水」になります。
いや、知らねえよ!!!!!!!!
と私なら言っちゃう。相手の胸ぐら全然掴んじゃう。日常生活で見たことないもん。
なんか…かっこよくね!?!?!?
この単語をネットで見つけたときは、興奮した。
字面、そして意味、、、ええがなええがな。
目につかないけれど、船が浮くために肝心な部分。
趣味でベースを弾いていることや、私の本名に通じる部分を感じて惚れてしまった。
私の好きなギタリスト、長岡亮介さんの東京事変ネーム「浮雲」には勝てないけれど、とても気に入っている。
ここまで書く中で、ずっと気がかりなことがある。
それは、「名前の由来って、成功者がインタビューされたときにだけ話すから、ギリダサくないんでねぇの??」という疑問だ。
ロックスターになったチバユウスケが嬉々として、各所でバンド名の由来を自ら喋り出したりはしないだろう。そんなことをするのは、売れないバンドマンだけ。カッコいい人達は、インタビューで訊かれたときにだけ答えるのだろう。
無名のヤツが語るのって、恥ずかしい。
でも、自分のことを「生粋」と自称していると思われ続けるほうが恥ずかしかったんだ。言う恥ずかしさと、言わない恥ずかしさを天秤にかけて、この記事を書くことを決めた。
でもね、よく考えると。
わざわざ「きっすい」と平仮名表記にしていることが一番恥ずかしい。
願わくば「生粋」だと勘違いしてほしい。でも実際は「喫水」なのでカッコつけてる訳じゃないんですよ、勘違いしたあなたが悪いんですよ、という魂胆が見え見えである。
カッコよさとダサさって難しい。
口数が少ないほど内面が見えにくいため、
人はカッコよくみえる。
でもね、自分の考えを上手に語ることができる、
余計カッコいい人に憧れてしまうわけで。
なんなら、自分のダサい部分を上手に曝け出す、
魅力的なカッコいい人たちが大好きなわけで。
(若林正恭、星野源、向井秀徳、、、はぁ好き。)
彼らみたいに、ダサさのバランス感覚を磨いていきたい次第です。私は、ダサくてカッコいい文章を目指したい。
タイトルから話か逸れましたので、ここら辺で。
良ければ、きっすいのnoteを今後ともご贔屓に。
よろしくお願いいたします。
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