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 当たり前だった出来事が、いつの間にか、古い出来事として記憶され、気が付けば、遺産のような扱いをされたことはないだろうか。それは特別な思い出だったわけではない。しかし、当然のように毎日を繰り返すことで成り立っていたものが、突然終わりを告げて、新しいものへとシフトが起こる。古いものが去り、新しいものがやってくる。自然の摂理だと言われれば、そのとおりだが、納得いかない点もないわけではない。

 一つ目は、なぜそれが消えなくてはいけなかったのか。今まで問題なく滞りなく、順調に進んでいたものが突然駄目になる理由とはなんだろうか。考えてみたが、答えが出るものではない。時代が進めば、新しいものがたくさん出てくる。そのためによる、価値の低下という言葉がしっくりくるかもしれない。結局、絶対的な価値とは、時間とともに落ちていく。ヴィンテージなものとして扱われない限り、価値はずっと下がっていく。時間の経過とは、基本的には価値を下げてしまうものだ。

 二つ目は、なぜ新しいものが生まれてくるのか。新しいものは、古いものが現実にまだ存在するから、言えることである。そのため、新しいものだけになれば、それは新しいという値打ちを失うことになる。別のものが生まれてくれば、古いというレッテルを貼られる。古いものを受け取る側になったことを徐々に理解する必要がある。新しいものが、無条件でいいことだと扱われることは、出てきた順番的に得というだけだ。

 三つ目は、だれがそれを望んだのか。新しいものが生まれてくることの原点には、必ず人の意志が存在する。それが無くては、生まれてくるものは存在しない。開拓者が新しい道を開き、未来への道標を作ることは、新しいものが生まれ、古いものが洗練されることである。そして、古いものはいずれ消えていく。それは、跡形も残さない。本当に消えるだけだ。結果として、神様のいたずらなのか、なにかの成り行きなのか、判断は付かない。しかし、新しいものが生まれる瞬間をこれまでずっと見てきた。ものを作り出すことは、自分の意志によって、形を作っていくことが大事だ。それは、自分の感情もそうだが、経験に基づいた、なにかを散りばめている。

 新しいものが生まれた瞬間、誰かの意志が叶ったことを指す。そして、古いなにかが消え去ることも、誰かの意志が終わった瞬間だ。そして、古いものから新しいものに切り替わったとき、誰かの意志が叶い、それは新しい幸せを運ぶものであることを信じていたい。

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しょうもない

変な話を書いてみた。
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