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木箱NewSingle「Moment」リリースしました

moi~
本日2023年10月4日水曜日に木箱のニューシングル「Moment」デジタルリリースしました!

ジャケットは木箱が移住した栗山町でニシムが撮影した蛍の写真を比較明合成したもの


今作はマスタリングエンジニアに木箱が絶対的信頼を持つビクタースタジオ「FLAIR」の小島康太郎さんをお迎えしました。

康太郎さんとの出逢いは、サカナクションの2ndアルバムのREC&MIXエンジニアをニシムが担当していた時に康太郎さんがその作品のマスタリングエンジニアだったという繋がりからでした。
そのあと、またご縁があり木箱がビクターからメジャーデビューした際のアルバム2作品「へいわのうた」(リマスター版)「回想未来」のマスタリングを手掛けたのが康太郎さんでした。

その時のことを少しお話すると(渋谷にある)ビクタースタジオにニシムが立ち合い完成しました。
康太郎さんの手にかかった音に、ニシムは驚きを隠せない感じでした。
サウンドエンジニアとしてやはり音にはこだわりの強いニシムですが、康太郎さんはきちんとニシムの持つ木箱の音としてのこだわりや意志も汲み取り、ニシムが目指す音にきちんとしてくれました。アーティストに寄り添って、期待以上のものを生み出す、まさに真のプロエンジニアですね。

ビクターを経て自主レーベルで活動しはじめた後もずっと康太郎さんは木箱のことを気にかけてくれていました。東京ライブの際には、たびたび足を運んでくれたり、一緒にお食事したり、時にはアドバイスいただいたり、北海道に遊びに来てくれたりもして、交流は続いていました。「いつかまた康太郎さんにマスタリングをお願いしたいな」そんな気持ちでいっぱいでした。

コロナ禍になって私は今まで当たり前にできていたライブができなくなって、「この先どうなってしまうのだろう。」と肩を落とし、いろいろバランスも崩れていきました。人前で歌うことの喜びや、ライブでいただくみなさんからの応援や、やさしい気持ちのパワーがこんなにも自分にとって大きい存在なのだと改めて感じました。

最初はすごくネガティブな期間も多かったのですがニシムが配信ライブの機材をそろえたり、前向きに今できることをしていて、私も少しずついろいろ前向きにならないとなと考えるようになりました。
そんな苦しいコロナ禍の中で生まれた曲がこのMomentでした。


Moment   詩:SAyA 
 
時が経って 僕たちは
想像できない 先の見えない
恐怖の中で  
 
でも暗闇を
ただ泳いでるだけじゃないこと
信じて わかって
 
見えなくても 果てしなくても
進み続ける 理由があるのは
出逢いたい 辿りつきたい 
この欲望を守れること
信じて わかって
 
胸に手をあて思考する
価値観の違い
自由とは何かと
 
怖いよ
苦しくて
制御できない
この感情が溢れてく
 
信じて わかって
 

Momentの意味は「一瞬」
人生の中での一瞬の出来事でありますようにと願ってつけました。
このコロナ禍がいろいろと考えさせてくれました。
目まぐるしく、慌ただしい日常に
立ち止まって自分に向き合う時間をくれました。
今思うとそれは現実なのですがとても貴重で不思議な時間だったように思えます。

ブラッシュアップ等に時間がかかってしまってリリースが遅くなってしまいましたが、康太郎さんのお力添えもあり、進化したMomentがやっと完成しましたので是非、聴いていただけたらと思います。


Moment 曲紹介
2020年コロナ禍が始まり、先の見えない不安を抱えながらも前向きに生きていきたいという想いから生まれた曲。
エッジの効いたアグレッシブなリズムトラックに、限られた音、シンプルな構成ながらも切なく印象的なシンセメロディがドラマチックに展開していく。
Techno、Synth POP、Electronica、BreakBeats、Classic等、様々なジャンルの要素を散りばめた木箱の新境地ともいえる作品。
今作はマスタリングエンジニアに2010年リリースのアルバム『回想未来』以来ぶりにFLAIRの小島康太郎氏を迎え、そのサウンドは洗練されつつもよりアグレッシブなものに仕上がっている。

サブスク各種で聴くことができます。

Spotify

AppleMusic


↓ kitorina records 「Moment」 紹介ページ

↓ 小島康太郎さんのページ

多くの方に届きますように★

SAyA

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