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ひとの気持ちを大切に丁寧に扱うことは世界を平和に導くと信じているので、その研究をしています。という話。

機微を察するのが大事です。
ということについて書きます。

機微は世界を平和にすると思っています。
ちなみにちょっと前に、世界はそんなに悪くない、とファクトフルネスという本で読みました。(夢中になって一気読みしました。あまりに無知な自分を知る、そしてファクトフルネスという考え方の重要性を知る非常に有意義な一冊でした)

が、世界がそんなに悪くなくなっている副産物として、”悪意”への認識も変わってきている気がしました。
「悪意?それはよくないよ」
ではなく
「悪意?それは、まぁ、あるよね」って感じに。

例えばなんでALWAYS 三丁目の夕日を見た人がことごとく高評価をつけたのか考察すると何となく感じると思うのですが、豊かになると同時に薄れていく何かを尊く思うからなのではないかと。

ファクトフルネスを読んでいて、どの国も速い遅いはあれど貧困から成長する過程があり、日本も然り。その過程の中で、きっと同じように儚いけどとても大切で抱きしめたくなるような何かを失いながら世界は進化しているのではないかと思いました。


人の気持ちを丁寧に見つめて
人の気持ちを大切に扱えたら。

国籍や性別、民族や宗教、言語など世界には星の数ほど異なるバックグラウンドが存在します。これは遠くて広くて関係のない世界の話ではなく、とても身近にある事実です。隣にいるあの人と自分では、生きてきた背景、大事にしていること、好きなこと嫌いなこと、許せること許せないこと、違うことは沢山あります。

もし、誰もが相手の気持ちをちゃんと見つめようとしたら、違いはただの違いにしかならず、悪意のような、何か重大な決別すべき要素にはならないはず。

機微力はそれを解決することができると思っています。

人の気持ちの小さな変化=機微
それを察してコミュニケーションをとる力=機微力


”機微”の研究

KIBIは研究開発型ベンチャーとして、
現在、以下の学問横断型研究開発を遂行しています。

「産学連携体制図(横断領域)」

○東京大学 × KIBI
文化人類学、哲学、異文化理解、
多文化共生、グローバル人材関連
○千葉工業大学 × KIBI
感性工学、官能評価試験、
行動分析学、人間工学、心理学
○東京工科大学 × KIBI
教育工学、統計学、メディア学

また、研究テーマとして4つの大分類が並行して、進行しています。

①異文化理解・多文化共生・グローバル人材育成への
 マンガ的イラストの視覚効果を利用した機微力醸成
 ブレンディッドラーニング手法の確立
②ビジネスコミュニケーションにおける機微力の有用性実証
 およびフレームワークの確立
③機微力検定を活用したグローバル人材育成手法の確立
④日本語能力試験と機微力検定を併用した人材評価システムの確立

「機微力、大事かもしれないけど、
 ちょっとふわっとしてるよね…」

ごもっともなご意見に、真摯に向き合った結果、こんな感じに研究開発が進んでいます。

学術的根拠と共に、機微力検定・ラーニングとして社会に還元していきたいと思っています。

ちょっとついでにほっこりしたい方はぜひ▽▽▽


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