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上茶谷大河(DeNA)完封勝利。今季もようやくのタイミングだがスゴイはスゴイ![野球エッセイ]

今、てんてこまいにつき、数日前にメモ代わりにここにさらっと書いておいたことを、少し整えて出しちゃう「50点以下でもいいや! 出し続けることが大事のコンセプトで」のコーナー? ですww

DeNAの上茶谷大河投手が、昨年に続いて、今季も完封勝利をあげた。
相手が打線の浮き沈みが激しい阪神だったとはいえ、彼の登板数、現代野球の投手起用の傾向を考えると、すごい完封達成率だ。

東洋大からドラ1でプロ入りし、ゴリゴリの新人王候補として過ごした昨年の1年目。そして、今年はいよいよバリバリのローテで力を発揮するだろう。ひょっとしたらエース級になっちゃうかもよ? という期待感を抱かれながらも、シーズン前に故障で出遅れてしまった2年目。

上茶谷は、大いなる活躍を見込まれながら、いまだにそれを満たせず、ファンはやきもきしているわけだが、こうしてごく一部、本当にわずかながら片鱗を見せてくれちゃうから、「上手くシーズンを過ごせさえすれば、絶対にエースになる。今永と左右の二枚看板になれば……」と、ついウハウハに転じてしまうのだ。

実際のところ、ラミちゃん監督下で完封を達成するというのは、本当にすごいことである。
ラミちゃんがとにかく継投が大好き。
今季は新型コロナウイルス感染時の特例ルールが適用されているということもあって、例年以上に生き生きと早い回から投手交代を告げに行っているようにみえるのはオイラだけだろうか?

どんなに先発投手の調子が良くても、「ラミちゃん流勝利の方程式」がひらめいたら、5回を投げきったところで……いや、へたをすると4回だろうが3回だろうがスパッと継投に切り替える。
そして、大好きな(オイラも大好き!)エスコバーや、今年であれば、国吉佑樹、パットン、本来なら抑えの山﨑康晃、本来なら先発でもいいはずの左腕・石田健大、さらに平田真吾などを詰め込み気味に投入し、最後の三嶋一輝になんとしてもつなげる執念をみせる。

それがうまくいかったときは、ファンから「謎采配」とか「暴走」などというバッシングが大層激しいものになってしまうが、なんだかんだいいながらも昨年2位、今年も巨人の独走を許しているとはいえ、9月25日現在3位で2位争いを演じていることを考えれば、総合的にみて、ラミちゃん継投は大したもんと思うよ、個人的に。

「いや、あそこで代えなかったら……。まだ、オレが監督やったほうがマシ。その方がもっと勝てる」

というのはナシよ、ダメよ。いくらファンであってもダメだとオイラは個人的に思う。
それを言うのなら、本当に今現在、言っている貴方が、今すぐラミちゃんの立場に立って、明日からそういう采配して勝ち続けてみなさいよ。
そんな度胸ある? 無理でしょ?
ということではないかな?

そもそも、今、ラミちゃんがDeNAの監督という立場でベンチにいられるようになるために積み上げてきたとことと同じことを貴方はできていないわけで、だからこそ、今、スタジアムやテレビで見ていることしかできないのだから。

ちなみに、オイラは5年前、まだDeNAの監督になる前のラミちゃんにインタビューしたことがあるが、、、、(↓これね)

ラミちゃん、終始明るい表情だった中で、真剣に語った内容は、NPB球団の監督に就任することに対する熱い思いをアピールするものばかりだった。

それが、選手時代に在籍していた球団のひとつであるDeNAで叶ったわけだから、チームの勝利のため、それはもちろん自分のためでもあるだろうけれども、それこそ全知全能をフル稼働して最善手を決断していると思う。

とはいえ、ファンの人は負けが込んでしまえば、叱咤する資格はもちろんあると思うけれども、それはあくまで最終的に出た結果に対してにしてあげて、シーズン中はストレスになることもあるかもしれないけれども、自分も一緒に苦境の中で戦っているつもりで応援してほしいなと思う。


……と、釘をさしたところで話を戻すと、とにかく、継投大大大好きという采配を得意とするラミちゃんである。
そんな監督が、常に継投のことを考えているだろう監督が、、、、
5回を越えて6回。おや? まだ、投げさせるの? 7回。おいおい8回だよ。ええええ!? 9回だよ? でも、たしかに無失点だし、球数少ないし。

からの……。

おおおおお! 完封した。
本当に完封しちまったーー!

となったわけだから。
それはやはり、上茶谷の投手としての大いなる可能性を信じて、今後のさらなる活躍ぶりを妄想してしまうのは、仕方がないよ。

あとは、本当、シーズンを通して出遅れたり、離脱することなく、最初から最後まできっちりとローテーションを回してくれるだけ。それが達成できれば、結果は必ずついてくるだろう。


ただ、あれだな。
コレ、逆に完封だったからこそ、完投できたというのはあるよな。

終始、危なげない投球内容で、球数も少なかったからこそ、ラミちゃんが動かなかったわけだし、普段は投手全員に対して心配で心配で仕方がなさそうにしている番長・三浦大輔投手コーチとふたり、腰を据えてドカッと座って見ていられたのだと思う。

ああ、実際にはラミちゃんたち、試合中はずっと立っているけどね。

だから、むしろ今後は、「途中やや危ないときがありながらも135球で完投勝利」という試合が発生するようであれば、そこで初めて「ラミちゃんも我慢することがあるんだね」と言えるのかもしれない。

おそらく、ないと思うがww


だから、DeNAの投手のみなさん。
完投したくば、、、
長いイニングを投げたくば、、、

ぜひ、上茶谷のように危なげない投球をして、実力でイニング数をもぎ取ってほしい。
そのくらいの意気込みで残りのゲームを集中していけば、、、、

「ひょっとすると、ひょっとするぞ?」

↑の締めセリフは、1982年5月23日中日戦(仙台宮城球場)で、DeNAの前身・大洋ホエールズの長崎慶一が鈴木孝政から逆転満塁サヨナラ釣り銭なし本塁打を放つ直前、打席に入ろうとする長崎に故・関根潤三監督がつぶやいたとされるひと言。

数字的に優勝はもう無理に近い状況ではあるが、10連勝を2度くらいできれば、それなりにプレッシャーはかけられるはずなのでね。
そんな見せ場を作るためにも、上茶谷が残りの登板でもガンガン抑えて、起爆剤になってくれることを願っている。

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