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ずっと昔から妄想構想していた「『権藤、権藤、雨、権藤』は本当にあったのか? 投手ローテーションの変遷」プロジェクトを唐突に勝手スタート

インスタに書いたものだが、note再開のきっかけにしたくて、終わりの方を若干アレンジして転載した。

まあ、備忘録的なものとして、とにかく以下残しておきます。。。

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せっかく #有栖川宮記念公園 を週2回(今月から3回に増加)も通過しているのだから、帰りに積極活用しない手はない

と、思っていながら、案外難しかった都立中央図書館。
先日ようやく立ち寄りが叶い、小手調べ的な調べ物を4時間ほど行った。

新聞の縮刷版からデータを抜き出すだけだが、本当に小手調べ中の小手調べに過ぎないし、、、

現状、経費節減努力中であることや、そもそもコピーだと脳内に強く意識付けがされないという大変原始的だか案外重要な理由もあり、、、

必要最低限な数字だけ、
一度でなんかとても無理な量なので区切りのところまで、手書きで書き写してきた。

そのくせして、いつもは必ず荷物に入れているはずのノート(orレポート用紙)を一時的に出しっぱなしにしてしまい、現地で「書くものがないよ〜」となる😵

仕方がないので、本来はコピーする箇所に挟むために「ご自由にどうぞ」となっている裏紙を短冊型に切った紙を大量に頂いてメモ用紙とした✍

4時間というと長そうだが、新聞の気になる記事をチラ見しながらだったので(あまり夢中になると本末転倒になるから、心を鬼にして先に進まねばならないのがツラい😟)、今まで知らなかった新たな事実に驚いたり楽しんだりしながらということもあり、感覚的にはあっという間だった。

ただ、首がガチガチになって、上下左右どの方向にもほとんど動かせなくなり、重いしツラいし……という状態に。
その症状によって、時間の長さを嫌というほど思い知らされたが😫

まあ、なんだ。

とにかく、オイラの頭の中には、やりたくても提案できない(わずかだか、提案しても誰も相手にしてくれないものもすでにある)妄想的な「突き詰めたい構想」が多数あり、、、

おそらく、それらは、きっと死ぬまでにもうすべては実現できないなと諦めかけているけど(この点については、本当の意味でオイラに理解があり、同じ趣向の持ち主である編集者や出版社に出会えていないなという諦めや失望感のほうが高い。まあ、成澤浩一さんという物事を大きく動かすことのできた稀有な編集者に拾ってもらえたことだけが唯一の幸運であり、それで運を使い果たというのはあるかもしれないが。もちろん、肝心なことになると口下手になってしまったり、企画書を作り込むなどして自分の構想を魅力あるものに思えるようにプレゼンできるような能力がないのは認めるし、その部分は死ぬまで精進しなくてはいけないところなんだろうけど、強引にゴリ押しして「勝ち取る!!」みたいな暑苦しいのはそもそも嫌いなので、基本向こうから声をかけてくれるの待ちの“アリ地獄型”だし、たまに話をしようと知り合いになろうとしても、それすら受け入れてくれない人や組織もあって、「オレってそんなに徳がないんだな……」という諦めという方が正しいかもしれない)、、、

それでも、なんとか形にして残したいという気持ちは常にあるので、、、

ワンオペで調べたり、発信したり、勉強もしたりして、

最終的には、晩年は「ゆるい野球指導者(初心者向け)&野球研究者」としての社会的&経済的な立ち位置をある程度確立させて、

今現在の職業として、もはやほとんど成立していないライター業を見た目成り立っているかのように取り繕う柱のひとつにするしかないと考えている。

この日の調べ物は、まさにその考えを実現させたという意味で、あとで思い返したときに「希望の一歩だった」と喜べるようにしたい!!

▼ちなみに……「権藤、権藤、雨、権藤。雨、雨、権藤、雨、権藤」は本当にあったのか?

今回は、1961年のシーズン開幕から7月一杯までを調べたが、完全一致はないものの、かなり近いケースはありそうな気配だった。

とりあえず、本当にあったものを抜き出すと、以下のとおり。
(先発、リリーフは別け隔てしていない。もっとも、多くは先発だが)

・雨、権藤、雨、移動日、権藤、雨、雨、移動日、権藤
・権藤、権藤、移動日、権藤、権藤、権藤、移動日
・権藤、権藤、権藤、移動日、権藤
・権藤、移動日、権藤、権藤、権藤、移動日、権藤、権藤、移動日
・権藤、移動日、雨、権藤

ちなみに、当時の開催は、月曜と金曜は基本的には移動日で固定。
火水木土日日という試合日程が組まれていた。

日日?

うん。要するに、日曜日は原則ほぼ毎週ダブルヘッダーだったのよ。セ・リーグは。パ・リーグは今回ほとんどスルーしてしまったのでちゃんと確認していないが、金曜日に独自開催していることが多かった印象なので、いずれ確認したいと思う。

なので、今回示した標語例は、日曜日はダブルヘッダーのうち、どちらか1試合投げていればOKとしてカウントしてある。
オイラの研究も、あくまで「中何日」がメインになると思うので。

だいたい、さすがの権藤さんでも、日曜日のダブルで両方投げるケースなんて滅多にないヨ。
今回調べた期間内では、2度だけだったし。

……って、2度もあったんかーーーーーーーーーーいっ!!

というオチで、本日は失敬。

※あったんです。5月21日(日)の広島戦。いずれもリリーフ登板で。第1試合は5回途中から最後まで投げきって1勝。第2試合は6回途中から最後まで投げきり勝敗はつかなかったが、現行のルールに当てはめるとセーブ相当となる。この日だけで2試合合計で8回1/3投げて1勝1セーブ。

また、もうひとつは6月11日の巨人戦。この日は権藤さんにとっては厄日のようだった。第1戦は完投して敗戦。第2戦は5回途中からリリーフしたものの調子が悪く、9回に同点に追いつかれてしまい、結局、引き分けに終わった。2試合で12回1/3投げて0勝1分。第2試合は現代の投手でいうリリーフ失敗のようなものだからひとりで1日に2敗背負ってしまったんだから、さすがにキツかったことだろう。


それにしても、追々詳細を綴っていくつもりだが、オールスター前までのシーズンほぼ前半(チームは62試合消化)だけで33試合に登板(先発23、リリーフ10)。完投16、完封勝利9、17勝10敗セーブ相当4(キビタ調べ)、209回1/3の投球。
しかも、オールスター(2試合開催)でも、リリーフで2連投しているのよ?(ともに試合は敗戦)
とんでもねーなぁ。

とはいえ、その権藤さんには、この時期首位争いに食い組むほど好調だった国鉄スワローズの大エース・金田正一がほぼ同じようなペースで権藤さんと最多勝争いを展開しているし、パ・リーグでは神様・仏様・稲尾和久さまが勝ち星で権藤さんよりも先行している状態が続いており、この年脅威の42勝を挙げてしまうのだから、、、、

この頃のプロ野球、驚きよな。

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