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DOKO

壱岐島には、夜の楽しみ方の1つに、スナックがある。
スナックの定義とは何か。自分なりに考えてみたら、
BAR は、お酒の種類が豊富で、お酒を純粋に楽しむ場。
キャバレーは、エンターテイメントを含めたお酒の社交場。
キャバクラは、若いお姉ちゃん目当ての酒飲み場。
スナックは、お姉さん目当ても含めて、おばあちゃんやマスターと呼ばれる店主がいて、歌も歌える酒飲み場。
こんな感じかなぁ〜。
壱岐島には、スナックが多い。
僕が大好きな店がある。その名も『DOKO』
マスターとママの2人で営んでいる。マスターは、数々の修羅場をくぐってきたオーラの方。お店ではおちゃらけているが、ここぞと言う時の凄みがある。ママは、島から出たことがない都会の小さな部屋で暮らしてみたいと、都会に憧れている。
僕とマスターは、何となく気が合う。お互いに尊敬しあっていると思う。
移住してきた頃は、夜な夜な妻と2人で通ったものだ。今でこそ、忙しくて中々顔を出せないけど、月に2度程度、歌いに行っている。
とにかく安い。19時から24時まで飲んで歌って、2人で4.500円。ボトルキープしているんだけど、行くと焼酎が増えている。
僕とマスターが歌う『あずさ2号』は、自分で言うのも何だけど、地方のドサ周りができるくらい上手い。長崎県平戸にあるサムソンホテルのディナーショーの演歌歌手が、同じ歌を歌ってたけど、2人で顔を見合わせて、うちらの方が上手いよなぁと頷き合った。そうそう、2家族で泊まりに行っちゃうくらい仲が良いんよ。
今宵も、歌いに行っちゃうよ〜

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