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2024/4/30『中盤力向上』しょっぱい手

ご覧いただきありがとうございます!
中盤力向上に役立つブログです。

ぜひお楽しみください。



今回も図Aについて、
 ①形勢判断
 ・玉の固さ
 ・駒割
 ・駒のポジション
 ・形勢はどんな感じか。
  勝勢(^_^)v  優勢  有利  自信あり  互角  自信無し  不利  敗勢  絶望(T_T)
 
 ②方針
・気持ちと指し手
 
 ③指す手
 ・ビシッと一手

を30秒考えてみてください。

図A




①形勢判断


🏰玉の固さ
金銀の枚数で後手持ちです。
先手はそんなに固くなさそうです。

💰駒割
互角ですね。

🥎駒のポジション
先手の駒がイマイチです。なんだか後手の攻めがクリティカルヒットしていそうです。41飛33桂13角が今にも働きそう。

🌞形勢
固さの差で後手持ちですが、まあ互角の範囲でしょう。
この辺で判断を誤らせたいです。


②方針


・気持ちと指し手

筋の一手で相手に嫌味をつける。


③指す手

・ビシッと一手 54歩

図B



解説

一歩をフッと突いておきます。
同歩なら相手の玉のナナメが空くので嫌でしょう。
同金なら75歩で嫌でしょう。
放置も55桂があるので嫌でしょう。

本当に嫌なのかはむずかしいですが、嫌味ができるのはいやでしょう。

🌙その他の手
45銀は同桂で暴れてきます。それはもう暴牛のように来ます。
25桂は良い手です。見えれば凄いです。


まとめ


今回は筋の一手で相手に嫌味をつける一手でした。

相手が駒をぶつけてきたとき、普通は取る手から考えます。
これが上達に必要な考え方で、取らないのは工夫した指し方と言えます。

その工夫の最たるが「味付けの一手」です。
相手の対応によってこっちも対応を変えれるような、その一手で方向がどのようにも変わる一手です。

駒をぶつけてきたときは味付けの一手を考えてみてください。
多少しょっぱめの味付けでいきましょう。


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