2024/4/17『中盤力向上』将来の一手を作る
ご覧いただきありがとうございます!
中盤力向上に役立つブログです。
ぜひお楽しみください。
今回も図Aについて、
①形勢判断
・玉の固さ
・駒割
・駒のポジション
・形勢はどんな感じか。
勝勢(^_^)v 優勢 有利 自信あり 互角 自信無し 不利 敗勢 絶望(T_T)
②方針
・気持ちと指し手
③指す手
・ビシッと一手
を30秒考えてみてください。
図A
①形勢判断
🏰玉の固さ
一見先手持ちですが、
後手も居玉ながら金銀の連携がしっかりしているので互角とします。
💰駒割
一歩得ですが、95歩は助からなさそうです。
互角とします。
🥎駒のポジション
先手の持ち駒の角が嬉しいです。
後手は軽い陣形でこのまま戦いになれば良い形。長引けば悪い形です。
🌞形勢
持ち角が嬉しいので自信ありですが、
油断して戦いになると危険なので互角と思っておきます。
②方針
・気持ちと指し手
長期戦に持ち込んで相手の指したい手をなくしたい。
攻められたときに大駒を使えなくする。
③指す手
・ビシッと一手 55歩
図B
解説
55歩で相手の角の利きを止める手を狙います。
ですが、すぐに55歩は44歩から45歩が気になります。
いつか大暴れしてきたときに止められるようにしておく狙いです。
🌙その他の手
77角は44歩で、将来の45歩を狙いにされます。
96香は86歩で危険です。
まとめ
今回は相手の攻めを止める手段を作っておく一手でした。
低く軽い陣形は発展性はないのですが、戦いになれば非常に良い陣形です。
今回の後手がその形で、飛角桂香歩だけで戦えればOKの発想です。
そんな相手に正面からぶつかるのは危険です。
そして、その場で相手の攻めを止めようとするのも危険です。
そんな相手を止めるポイントは、
攻めてきたときに一手受けられるようにすることです。
一手途中で空けば受ける時間が増えます。
一手空けば玉が逃げられます。
その一手を急所で作るため、将来一手稼げるような手を中盤で指しておきましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?