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2024/4/18『中盤力向上』千年眠れ

ご覧いただきありがとうございます!
中盤力向上に役立つブログです。

ぜひお楽しみください。



今回も図Aについて、
 ①形勢判断
 ・玉の固さ
 ・駒割
 ・駒のポジション
 ・形勢はどんな感じか。
  勝勢(^_^)v  優勢  有利  自信あり  互角  自信無し  不利  敗勢  絶望(T_T)
 
 ②方針
・気持ちと指し手
 
 ③指す手
 ・ビシッと一手

を30秒考えてみてください。

図A




①形勢判断


🏰玉の固さ
金銀の枚数は先手持ちで、95歩の位も光っています。
先手持ちです。

💰駒割
角と歩歩の交換です。
駒得です。

🥎駒のポジション
後手の55金と62飛が先手の弱点を狙っていて良い位置です。
先手の33龍も良い位置ですね。

🌞形勢
駒得が大きく優勢です。


②方針


・気持ちと指し手

逆転の可能性をなくして、大差で将棋を終わらせたい。


③指す手

・ビシッと一手 63銀

図B



解説

相手の飛車の利きを止めておきます。
12飛など逃げればそれだけで大成功です。

後手の飛車さえ封じれば先手陣が寄ることはなさそうです。

🌙その他の手
56歩は45桂と嚙みつかれてどうか。難しい。
77銀は手としては良い手ですが、65桂が気になります。


まとめ


相手の飛車を抑える一手でした。

中盤の終わりは攻めをつなげる勝負になります。
その攻めの中心は大駒のことが多いです。

さあ、ひとつだけ覚えましょう。
☆大駒をふういんする。

相手の大駒を封印すればたいていは安全になります。
逆転負けも少なくなるでしょう。反対に、相手にとって分かりやすい手がへるので、逆転勝ちも増えると思います。

中盤の終わりは大駒をふういん! 千年眠れ!の気持ちです。

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