2024/4/21『中盤力向上』緩く指す
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中盤力向上に役立つブログです。
ぜひお楽しみください。
今回も図Aについて、
①形勢判断
・玉の固さ
・駒割
・駒のポジション
・形勢はどんな感じか。
勝勢(^_^)v 優勢 有利 自信あり 互角 自信無し 不利 敗勢 絶望(T_T)
②方針
・気持ちと指し手
③指す手
・ビシッと一手
を30秒考えてみてください。
図A
①形勢判断
🏰玉の固さ
お互い金銀二枚の守りですが、歩の守りが後手は少ないですね。
先手持ちです。
💰駒割
金銀交換です。駒得ですね。
🥎駒のポジション
56歩が最高の位置です。また、22角が今にも突撃できそうですね。
先手の駒は飛車くらいしか働いていませんね。
🌞形勢
後手の駒の位置が良いので自信なしです。
受けても受けきれないですね。
②方針
・気持ちと指し手
相手に選択肢を渡して方針を間違えてもらう。
③指す手
・ビシッと一手 73歩成
図B
解説
焦点の歩成です。同桂も同銀も同飛もあります。
まあ、どれも方針としてはアリですが、相手にそれを任せます。
有利な相手は方針をゆだねられると指し手のリスクが気になります。
同桂は74歩?同飛は打ち込まれる?同銀は銀が下がる。
相手に任せることで局面が混沌としやすいです。
🌙その他の手
57歩成をされるとキツイ。
とはいえ、99角成もキツイ。
相手は一手しか指せないので、どっちも受けずに攻めあったほうが勝率は高そうです。
まとめ
今回は方針を相手に委ねる一手でした。
厳しい狙いが複数ある場合は、どれも受けない手が有力です。
受からないなら受けなきゃいいじゃんの方針です。
振り飛車はその辺をまじめに考えすぎない方が良いです。
多少いいかげんに力を抜いて、これくらいでなんとかなるっしょの手がおススメです。
局面がキツイときこそ緩く考えてみてください。
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