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2024/5/13『中盤力向上』受けの意識

ご覧いただきありがとうございます!
中盤力向上に役立つブログです。

ぜひお楽しみください。



今回も図Aについて、
 ①形勢判断
 ・玉の固さ
 ・駒割
 ・駒のポジション
 ・形勢はどんな感じか。
  勝勢(^_^)v  優勢  有利  自信あり  互角  自信無し  不利  敗勢  絶望(T_T)
 
 ②方針
・気持ちと指し手
 
 ③指す手
 ・ビシッと一手

を30秒考えてみてください。

図A




①形勢判断


🏰玉の固さ
穴熊vs振り飛車elmoです。玉の固さはいい勝負ですが、遠さが段違い(ダンチ)です。不利です。

💰駒割
互角です。

🥎駒のポジション
後手の馬が良い位置です。飛車でいうと先手持ちですね。
76金が狙われていて困っています。

🌞形勢
自信なしです。
ですが、駒の働きがそんなに悪くないので、ここで妖しく粘れれば互角に戻せそうです。

②方針


・気持ちと指し手

微妙な得を狙って、一手入れに行く。



③指す手

・ビシッと一手 64歩

図B




解説

一発歩を叩きます。76馬なら63歩成 同金 65角で駒の働きの差でなんとか。
72銀なら67角や65角で、相手の72銀が使えない駒なので角の差があっても十分戦えます。

🌙その他の手
単に65角や67角は33歩 36飛から63銀を使われて自信なしです。
76馬は気になりますが、まあ難しいだろうと明るく考えておきます。


まとめ


今回は自陣に手を入れる前に一発利かしを入れる一手でした。

受けるときにただただ受けると相手の思惑通りのことがあります。
そんなときは、一発利かしを入れることが良案です。

通るか微妙で、通ったときも効果が薄い場合であっても、相手の駒を下がらせることが効果的なことが多いです。

受けるときにも敵陣に目を向ける意識をもっておきましょう。

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