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2024/4/20『中盤力向上』やむなしの局面

ご覧いただきありがとうございます!
中盤力向上に役立つブログです。

ぜひお楽しみください。



今回も図Aについて、
 ①形勢判断
 ・玉の固さ
 ・駒割
 ・駒のポジション
 ・形勢はどんな感じか。
  勝勢(^_^)v  優勢  有利  自信あり  互角  自信無し  不利  敗勢  絶望(T_T)
 
 ②方針
・気持ちと指し手
 
 ③指す手
 ・ビシッと一手

を30秒考えてみてください。

図A




①形勢判断


🏰玉の固さ
美濃囲いと船囲いですが、先手は36歩が突いてあります。
やや後手のほうが固そうです。

💰駒割
一歩得です。
先手の77桂が取られそう、どうしよう。

🥎駒のポジション
後手の76歩が最高の位置です。駒得orと金作りが確定しています。

🌞形勢
固さとポジションで自信なしです。
ですが、駒割はまだ駒損していません。


②方針


・気持ちと指し手

今はそんな悪くないはず。ここで大勝負になれば互角に近いだろう。
動くときだ。


③指す手

・ビシッと一手 53歩

図B



解説

一発叩きます。狙いは71角の飛車と53の駒の両取りです。
51金と逃げれば52銀とひとまず絡みます。

長引いたら勝てないのでこの局面で戦います。

🌙その他の手
85桂は77歩成でと金が残って厳しいです。
55角も77歩成や44銀で厳しい局面です。


まとめ


今回は長引くとまずいと見て一気に攻める手でした。

将棋で攻める場合は色々ありますが、忙しくない局面で激しく攻める必要はありません。動きたいなら止めませんが。。

激しく攻める目安としては以下の場合がおススメです。
①絶対に倒す。
②駒得が確定している。
③攻めなければズルズル悪くなる。
④気持ちがハイになっている。(調子がいいのも悪くはないと。笑)

今回は③のパターンです。
やむなく一気に攻めるという勝負術も持っておきましょう。

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