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2024/4/16『中盤力向上』駒を取る

ご覧いただきありがとうございます!
中盤力向上に役立つブログです。

ぜひお楽しみください。



今回も図Aについて、
 ①形勢判断
 ・玉の固さ
 ・駒割
 ・駒のポジション
 ・形勢はどんな感じか。
  勝勢(^_^)v  優勢  有利  自信あり  互角  自信無し  不利  敗勢  絶望(T_T)
 
 ②方針
・気持ちと指し手
 
 ③指す手
 ・ビシッと一手

を30秒考えてみてください。

図A




①形勢判断


🏰玉の固さ
先手は駒が前進しており、玉が薄くなっています。
後手は居玉ながら周りに金銀がいっぱい。
後手持ちです。

💰駒割
互角ですが、45桂を取れそうです。
駒得はほぼ確定です。

🥎駒のポジション
後手の大駒が良く効いています。
先手は駒が動いていますが、働きはいまいち。

🌞形勢
駒得できそうなので自信ありです。
後手はここで大暴れしてくるでしょう。さあ受け止められるか。


②方針


・気持ちと指し手

急いで相手の駒を食べつくす必要はない。
フルコースはゆったりいただきます。


③指す手

・ビシッと一手 36金

図B



解説

相手の垂らしている歩をいただきます。
次は45金で相手の13角を働かせないように駒をとりつくします。

🌙その他の手
45歩は46歩から攻められます。正確に指せば大丈夫ですが、かなり怖い思いをしそうです。
33歩はよさそうな手ですが、相手も43金から決死の覚悟で来ます。これもそこそこ怖い。


まとめ


今回は相手の駒を取る順番の考え方でした。

駒には価値がありますね。
強い駒から順番に価値が高く、歩は一番価値が低い駒です。

なので、強い駒から取るのが一番いい!^^
から一歩進んだ考え方をしましょう。

駒を取ると相手に手があるか?
その駒を取る価値はあるか?
今の局面でなにが欲しいか?

それを考えて駒を取る手を考えてみましょう。

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