2024/5/7『中盤力向上』デザートは最後に
ご覧いただきありがとうございます!
中盤力向上に役立つブログです。
ぜひお楽しみください。
今回も図Aについて、
①形勢判断
・玉の固さ
・駒割
・駒のポジション
・形勢はどんな感じか。
勝勢(^_^)v 優勢 有利 自信あり 互角 自信無し 不利 敗勢 絶望(T_T)
②方針
・気持ちと指し手
③指す手
・ビシッと一手
を30秒考えてみてください。
図A
①形勢判断
🏰玉の固さ
先手は金銀が密集していますが、なんだか凝り固まった配置です。
後手は低く金がしっかり使えています。
後手持ちとしておきます。
💰駒割
銀と桂歩の交換です。
次に角を取れそうなので、駒得が確定していますね。
🥎駒のポジション
先手の駒で使えていない駒は77銀ですね。
後手は81桂くらいで、それ以外は十分使えていますね。
🌞形勢
駒割は有利ですが後手の固さがあるので互角とします。
②方針
・気持ちと指し手
角を今とっても手がむずかしそうで、まだまだゆっくり戦う必要がありそうです。駒の働きを良くしたいです。
③指す手
・ビシッと一手 68銀
図B
解説
銀を繰り替えていきます。59銀から48銀と固められれば玉の固さで有利になりそうです。駒の働きを上げて、相手が攻めてきたときに反撃すれば十分です。
🌙その他の手
54銀は駒得はできますが、45歩と位を取られて不満です。
今取る必要はなさそうです。
まとめ
今回は取れる駒を取らずに駒を使う一手でした。
駒得は嬉しいです。大概正しいです。大抵は正解です。
しかし、駒得をしても相手に手段を与える場合はしない方が良いこともあります。
今回がそういった場面です。
角をとってしまうと相手に位ができます。それを活かして駒を使うことができます。相手に手段を与えてしまうので、相手は方針が簡単になりますね。
デザートは最後に食べるように、食べたいものを我慢するのも考えてみましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?