見出し画像

2024/5/6『中盤力向上』お好きにどうぞ

ご覧いただきありがとうございます!
中盤力向上に役立つブログです。

ぜひお楽しみください。



今回も図Aについて、
 ①形勢判断
 ・玉の固さ
 ・駒割
 ・駒のポジション
 ・形勢はどんな感じか。
  勝勢(^_^)v  優勢  有利  自信あり  互角  自信無し  不利  敗勢  絶望(T_T)
 
 ②方針
・気持ちと指し手
 
 ③指す手
 ・ビシッと一手

を30秒考えてみてください。

図A




①形勢判断


🏰玉の固さ
金銀の枚数は同じですが、金が多い分だけ先手持ちです。

💰駒割
金歩歩と銀の交換で駒得です。

🥎駒のポジション
28歩が悔しい。先手の飛角は使えていますが、ハッキリとした攻めまではまだ時間がかかりそう。
後手は飛車側で攻めて玉側で守るというシンプルな配置です。効率はとても良い。

🌞形勢
駒得が嬉しく自信ありですが、駒効率の差で互角と思っておきます。


②方針


・気持ちと指し手

自分から動いても倒しきるのは難しそう。
相手が動きたくなるように手を渡す。


③指す手

・ビシッと一手 55銀

図B



解説

中央に銀を進出して相手の角道を止めておきます。
54歩なら同銀で使えますし、65歩には64金などで受け止めることができます。

攻めてこなければ27歩から歩を使う手を間に合わせます。

🌙その他の手
55歩は43銀などで先手の駒がなかなか前に進みにくいです。
35銀は方針としてはアリです。ですが、23銀は歩で攻めたいです。


まとめ


今回は中央でクリンチをして相手に手を渡す一手でした。

手を渡す。
かなり難しいです。相手に何をされるかわからない将棋で、「好きにしていいよー」とするのは勇気が必要です。ですが、考え方を変えてみましょう。じゃんけんなら後出しが必勝ですよね?相手に手を出させて対応すればOKですね?

この手を渡すという技で一気に伸びる人が多いイメージがあります。
手を渡しのテクニックで勝率を上げていきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?