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2024/4/19『中盤力向上』地獄桂

ご覧いただきありがとうございます!
中盤力向上に役立つブログです。

ぜひお楽しみください。



今回も図Aについて、
 ①形勢判断
 ・玉の固さ
 ・駒割
 ・駒のポジション
 ・形勢はどんな感じか。
  勝勢(^_^)v  優勢  有利  自信あり  互角  自信無し  不利  敗勢  絶望(T_T)
 
 ②方針
・気持ちと指し手
 
 ③指す手
 ・ビシッと一手

を30秒考えてみてください。

図A




①形勢判断


🏰玉の固さ
金銀のばらけ方も似たようなもので、お互い薄い陣形です。
互角でしょう。

💰駒割
互角ですね。

🥎駒のポジション
35銀と13銀で銀の差がありますね。
また、37桂も嬉しい場所で、これらの駒の働きに差がありますね。

🌞形勢
駒の働きの差で自信ありです。
これを具体的にどのように優位に結びつけるか。


②方針


・気持ちと指し手

8割勝てる形に持っていきたい。


③指す手

・ビシッと一手 77桂

図B



解説

左の桂馬も攻めに使います。
65桂45桂となれば地獄桂という形で、棋士の実戦でも8割勝っている形になります。

あとは56飛とか75角とか中央を狙えばOKです。

🌙その他の手
45桂といきなり攻める手も有力です。
66角は74飛でも案外はっきりとしません。


まとめ


8割勝てる形を目指す一手でした。

将棋では勝ちやすい形というものがあります。
今回の地獄桂や、銀冠穴熊、居角左美濃、相振り三間飛車急戦など実戦では珍しいけど勝てるというものも多いです。

そういった形をいっぱい知りましょう。
知るための方法ですか?

過去のブログにも書いてあるのでぜひメンバーシッププランに入ってご覧ください。笑

さて、中住まいから一つずれた陣形は中央が薄いです。
特に桂馬ぴょんぴょん作戦が有効です。

桂馬ぴょんぴょん地獄桂を覚えてお試しください。

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