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2024/4/27『中盤力向上』局面のペース

ご覧いただきありがとうございます!
中盤力向上に役立つブログです。

ぜひお楽しみください。



今回も図Aについて、
 ①形勢判断
 ・玉の固さ
 ・駒割
 ・駒のポジション
 ・形勢はどんな感じか。
  勝勢(^_^)v  優勢  有利  自信あり  互角  自信無し  不利  敗勢  絶望(T_T)
 
 ②方針
・気持ちと指し手
 
 ③指す手
 ・ビシッと一手

を30秒考えてみてください。

図A




①形勢判断


🏰玉の固さ
金銀の連携の差は後手ですが、先手の88馬が強大な守備力です。
自陣全体を見ると先手のほうが固そうです。

💰駒割
香得で駒得です。

🥎駒のポジション
88馬と32飛は最高の位置です。
後手の75龍と51角はそれほど働いていません。

35銀と25銀がどうか。

🌞形勢
駒得とポジションの差で自信ありです。
ですが、そんなに簡単じゃなさそう。


②方針


・気持ちと指し手

具体的な攻め筋が見えない。
こういうときは無理せず相手の良い配置の駒を追っかける。


③指す手

・ビシッと一手 39香

図B



解説

下段の香に力ありの一手です。
相手の銀を追いかけておいて、そのうち33歩成からゆっくり攻めればOKです。

🌙その他の手
59歩と打っておくのもアリです。
22飛成は桂馬を取った後がどうかなーという気持ちです。
66馬は79龍で損です。隙は作りたくないです。


まとめ


今回は攻防兼備の一手でした。

今回は相手から厳しい手がないですね。モラトリアムのような、だらだらの時間です。そんな急ぐ必要がない局面はだらだらしておくのもありです。

・急がない
・焦らない
・ゆったりを恐れない
これを意識するのが大切な指し方です。

局面のペースを感じ取って指し手を決めましょう。

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