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2024/5/8『中盤力向上』受けのキホンの一手

ご覧いただきありがとうございます!
中盤力向上に役立つブログです。

ぜひお楽しみください。



今回も図Aについて、
 ①形勢判断
 ・玉の固さ
 ・駒割
 ・駒のポジション
 ・形勢はどんな感じか。
  勝勢(^_^)v  優勢  有利  自信あり  互角  自信無し  不利  敗勢  絶望(T_T)
 
 ②方針
・気持ちと指し手
 
 ③指す手
 ・ビシッと一手

を30秒考えてみてください。

図A




①形勢判断


🏰玉の固さ
相手の龍が襲い掛かってきました。
後手陣のほうが一瞬固いです。

💰駒割
角桂と飛歩歩の交換です。
やや駒得です。

🥎駒のポジション
後手の二枚竜がすごい位置です。攻めっけ100%ですね。
先手は45歩と34歩で後手陣を攻略できそうです。

攻めが早いのは後手ですね。

🌞形勢
駒得しているので自信ありです。
ただし玉の固さが不利なので、一直線はマズそうです。


②方針


・気持ちと指し手

流れが落ち着けば攻めが間に合いそう。
慌てずに落ち着かせる。


③指す手

・ビシッと一手 37桂

図B



解説

一枚の龍を攻めから外しておきます。
次に87金と44歩が残っているので、後手はなにか動く必要があります。
しかし、攻め駒が少ないので難しい。

あとは駒得を重ねれば自然と優勢になります。

🌙その他の手
87金は同龍でどうか。かなり怖いです。
27龍の横効きを止める手ならたいてい良い手です。


まとめ


今回は焦らず相手の大駒の利きを止める手でした。

相手が激しい手を指してきたときは焦ってしまいます。
駒を捨てる手や、まったく予想だにしない手を指されたときには焦りますね。

そんなときこそ基本に返ります。
・受けるときは駒を足す。
・相手の大駒を止める。

こんな手でいいんです。
こういう手でしっかり受け止めておきましょう。

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