ドスロー敗戦はダメージ少ない?

レイデオロのダービーを振り返って気づいたのでメモっておこうと思う。

2017ダービー

2017年ダービー出走馬は層が厚かったんだなと結果を見て思う。
7着まで現在でも健在でジャパンカップにも出走してきます。7着ペルシアンナイトは次走富士S敗戦後、3歳でマイルCSを制覇しています。
これはやっぱりダービーでのダメージが少なかったことに起因するんじゃないかと思う。
世代最高峰のレースを制覇するために仕上げられた18頭が、バチバチの馬体がすり切れるようなレースをしていたらダービー後馬体を回復させるのに時間がかかるでしょう。2017年ダービーはドスローのレース展開でした。
ラップ構成が画像にも表示されてますが、オリジナルの簡易ラップ数値で表すと736676566423という最後の3ハロンだけのレースでダメージが少なくてすんだ。これがよかったんじゃないか。
レイデオロはそのドスローのレースでマクリで勝ってたんですね。それが3歳でジャパンカップ2着という成績に繋がっていくわけですから捲っていく能力というのもトップG1レベルでは必要なんでしょうね。捲るといえば、ゴールドシップを思い出しますよね。

2018有馬記念勝ち馬ブラストワンピース。このブラストワンピースも前走菊花賞がドスローレースでした。そのドスローで敗戦したことがおつりとなって有馬記念制覇に繋がるんです。

2018有馬記念ブラスト

2018菊花賞上がり10ハロン簡易数値が5776665523。最後2ハロンだけのドスローレースで4着でした。おつり数値-12もついてます。馬のリズムとしても交互に1着が繰り返される形になっているので連勝が効かないというのもあるかもしれません。それでも後半型のドスローレースはダメージ少ないと言えるかな?まぁ参考頭数が少ないので間違いないと言い切れるまではいかないですが。。。

ゴールドシップを調べたくなったのでTAGET frontierを使ってみました。

2012皐月賞ゴールドシップ

2012ダービーめちゃめちゃ厳しいレースをしています。
簡易ラップ数値625444555455。息を抜く暇も無いぐらいのハイレベルレースです。出走メンバーもその後、引退した馬が多かったと思いますが2着フェノーメノ5着ゴールドシップはタフでしたね。天皇賞春でバチバチの戦いが繰り広げられるスタミナが必要なダービーだったと言えるんじゃないでしょうか。

2012ダービーゴールドシップ

ゴールドシップの戦績で後半型ドスローレースで負けて緩めてからの本番あるんじゃないかと探してみたんですが、該当するレースを見つけることが出来ませんでした。マクリで勝ってさらに次でも勝つって感じで、ゴールドシップは5冠を取るだけの強さを持ってました。

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