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お帰り キモシェアの星 レンタルぶさいく

レンタルぶさいくが帰ってきた。
2年間を同じ家で過ごし、その期間の間に芸人を辞め、レンタルぶさいくというレンタル何もしない人さんのぶさいくバージョンという完全パクリのサービスを始め、それもコロナ禍と共に事実上の閉店状態になり、どうするねんと家のメンバー全員が思っているところに「フィリピンで働く」と言い出し、なんでフィリピンで働くねんと皆が思ってたら速攻で実際にフィリピンに行き、めちゃめちゃ過酷な環境の中で働き、様々な話題を僕たち(限りなく狭い友達たち数人)に提供し続けてくれた

めっちゃ働いてるのにお金がなくて、篠原さん(レンタルぶさいくの本名)が基本的にメインで食べていると送られてきたご飯の写真
仕事で疲れすぎて外にへたり込んでしまっていた時に目の前を通ったソリッドな犬

その篠原さんから、ある日1枚の写真が届いた。
「木田、これ見てくれよ」
そう言って送られてきた写真がこれでした。

ありえへんくらいハゲていた。元々篠原さんは特にハゲている、というわけではなくてむしろ僕が篠原さんに「木田ハゲすぎじゃねえか?」とイジられていたくらいなのですが、篠原さんが一気に追い越してめちゃめちゃハゲていた。
「これなんなんですか?」と聞いたら
「わかんねえ。仕事のストレスでめっちゃハゲたわ。びっくりした。こんなにハゲているとは思わなかった。俺もこの写真で知った」と言っていた。
話を聞くと、篠原さんは同僚とご飯を食べに行き、普通に写真を撮ってもらったら同僚がその写真を見て「うわあ!!」と心霊写真を撮った時のような声を出し、何が起こった、と見てみたら自分がすごいハゲていたらしい。

偉大な作曲家みたいなハゲかたをしてると思った

強烈なストレスを受けたらここまで一気にハゲるんだ、と人間の体の神秘を感じたよ、となぜか俯瞰で話していて、やはりレンタルはすごい領域に入ってると感じた。

そのレンタルぶさいくから「俺一時帰国するからよ。みんなに会いてえよ」と連絡が来た。ストレスでこんなにハゲてしまった男が日本に一時帰国してくる。一時じゃなくてずっと帰ってこいよ、と思ったが「まだやることがあるからよ」と笑っていた。とにかくでも会うしかない。久しぶりに篠原さんと会った記録をここに残します。ご興味ある方は是非購入してみてください

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