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【天職を探している人へ】「やりたいこと」は見つからなくていい

あなたは今やりたいことに取り組めていますか?

もしそうでないなら、この記事を通じて、
少しでも安心してもらえたり、目の前の行動に繋がれば幸いです。


1. やりたいことがなくても大丈夫

まず最初に伝えたいのは、「やりたいことが見つかっていないのは、決して悪いことではない」ということです。
なぜなら、逆にいえば「これから何を始めても良い」とも言えるからです。

極端な話、30歳になるまで、40歳、50歳になるまで、やりたいことが見つからなくとも焦る必要はないと思います。

ちなみに、日本地図を作り歴史に名を残した「伊能忠敬」も、暦学を学び始めたのは50歳からだそうです。

2. 「人生を懸けるもの」を見つける必要はない

加えて、人生レベルのやりたいことや天職を今すぐ見つける必要はありません。

というのも、「最初は興味のなかったことがやっているうちに上達して面白くなってくる」という現象があるからです。
これは私自身も「プログラミング」で経験しています。

当たり前ですが、何事も最初はうまくいかないので面白くはないですし、逆にうまくいくことやできることならほとんどの場合楽しく感じます。

つまり、自分がどんなことにやりがいや生きがいを感じるのかを判断するには、それ相応の時間がかかるということなのです。

3. なんでもいいからやってみよう

まずはちょっとでも興味を持っていることを試してみるのが良いでしょう。

大切なのは、興味を持ったことに対して行動を起こす、「ノリ」や「勢い」です。

例えば、ソロキャンプに興味があるなら、

  • YouTubeでキャンプ動画を見てみる

  • 安いキャンプ道具を買ってみる

  • 近くのキャンプ場を調べてみる

  • キャンプに行く日程を決めちゃう

など、とりあえず何かしら「行動してみる」ということが大切です。
想像したり考えたりするだけではなく、「行動」してみましょう。

やってみた結果、途中で気が変わっても構いません。
それはただ、「今やりたいこと」が変わっただけのことです。

新しい興味を見つけたら、また同じように行動を起こしてみてください。

4. 三日坊主を歓迎しよう

皆さんの中には、「そうやっては始めてみたものの続かなかったんだよなぁ」と思い当たる方もいるかもしれません。

でもそれは正しい状態です。
続かなかったものは「今やりたいこと」ではなかっただけです。

続けるだけが大切なわけではないので、三日坊主になってしまっても何も気にする必要はないのです。

他の何かを何度も「始めてみた」うちに、続いているものが出てくるかもしれません。

それを大切にしてみてください。

それがすぐにお金につながらなくても、その経験が新しい縁や可能性を生むキッカケになることもあります。

全てのことに意味があり、今この瞬間を大切に過ごすことが重要です。

5. おわりに

私は、やりたいことが見つかっていないことにも意味があると思っています。
そうやってポジティブに考えることは非常に有意義で、プラシーボ効果(自己暗示)は科学的にも認められているものです。

ネガティブな自己暗示よりも、たとえ勘違いでもポジティブな自己暗示をかけることで、心の準備と勇気を持って新しいことに挑戦できるようになります。

そうやって、少しでも前向きな気持ちで、新しいことを始める「ノリ」や「勢い」を手に入れてもらえれば幸いです。

そして、気づいたときにはやりたいことを見つけ、皆さんが充実した人生を歩んでいることを祈っております。

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