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ラテンベース 入門その33「クラーベに左右されないTumbao〜Clave Neutral〜その4 ADP〜Anticipated Double-Ponche」
4パターン×4バリエーション=合計16種類のトゥンバオ。 いよいよ最後のバリエーション 「Anticipated-Double-Ponche」 について書いていきます。 Anticipated-Double-Ponche(ADP) 「Anticipated-Doube-Ponche」(または「ADP」) は前回の記事で紹介した 「Anticipated-Single-Ponche」の4拍目を2音に変化させたものになります。 もしくは、Unanticipated-Dou
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ラテンベース 入門その32「クラーベに左右されないTumbao〜Clave Neutral〜その3 ASP〜Anticipated Single-Ponche」
4パターン×4バリエーション=合計16種類のトゥンバオ。 この中で4パターン Tresillo(トレシージョ) Habanera(ハバネラ) Guracha(ワラチャ) Bolero(ボレロ) そして、バリエーションのうちの2つ。 Unanticipated-Single-Ponche Unanticipated-Double-Ponche を紹介してきました。 基本形の「Unanticipated-Single-PoncheのPonche」の部分を変化させたのが 「Una
ラテンベース 入門その31「クラーベに左右されないTumbao〜Clave Neutral〜その1 UDP Unanticipated-Double-Ponche」
Clave Neutralの4つのバリエーションについて書いていきたいと思います。 これらのバリエーションはコンガのトゥンバオとベースのトゥンバオ関連性によって分類していきます。 Son(ソン)やSalsaなどにおいて、ベースとコンガの密接な結びつきを感じることはグルーヴを感じるために非常に重要な要素となります。 コンガのトゥンバオには沢山のバリエーションがありますが、大きく2つに分けてクラーベの向きによって作られるフレーズとクラーベに左右されないフレーズあります。 今回は
ラテンベース 入門その30「クラーベに左右されないTumbao〜Clave Neutral〜その1 USP Unanticipated-Single-Ponche」
ラテン音楽はクラーベに基づいてできています。 その中で言うとベースラインは主に2つに分類されます。 一つは″Clave Aligned″ クラーベの向き(2-3or3-2)に沿ったフレージングです。 もう一つが″Clave Neutral″ クラーベの向きに左右されないフレージングとなります。 ここではClave Neutralのトゥンバオについて書いていきます。 Clave Neutralでのトゥンバオ ラテン音楽の中で圧倒的な多数を占めているベースラインは「Clav