おすすめの教則本 テクニカル系


ベースのテクニカルなエクササイズを中心とした教則本を紹介していきます。
洋書が多いですが、そんなに難しい英語の内容ではないのでぜひ。

Tony Greyの教則本

上原ひろみのトリオでお馴染みのトニー・グレイの教則本。
著者がFacebookで
「この本めっちゃ良いと思うんだけど全然売れないんだよね…」
的なことを書いていて切なくなりましたw
追記:いやー、見事にTony Grey先生の教則本廃刊になってました(2021/2)

でも、内容は実に素晴らしいです。
内容的には、フィンガーエクササイズ1割、メジャーのⅡ-Ⅴに関するエクササイズ4割、マイナーのⅡ-Ⅴっていうかメロディックマイナーに関するエクササイズ4割、その他1割位というものです。
最初のメカニカルなフィンガーエクササイズも実にいい感じです。
英文のものしかないですし、タブ譜の記載は一切なしですのでちょっとハードル高いかもしれませんがいい教則本です。
6弦ベース向けに似た内容でこのような本も出ています。
日本語に翻訳されているのでもしかしたらこちらの方が理解しやすいかもしれませんが、内容的には被っているところがある上に半分以下の記載内容です。
なので、英語に抵抗感ない方はこちらよりも前述の方をおすすめします。
ただ、一応こちらは音域を6弦ベース用に設定して書いてあるのでそこを求める方にはよいのかもしれません。

Janek Gwizdalaの教則本

ここではAmazonで紙の教則本のリンクを張っておきますがご本人のサイトからデータで買うとしょっちゅう割引とかやっていますし、動画とかもついてきますのでそこで買うのが一番良いかと思います。


少しテクニック的なエクササイズ、あとはコード、スケールを用いたエクササイズを12keyでというものですがベース的なアイディアが盛り込んであるので実践的に使えますし、テクニカルなエクササイズとしても優秀です。
結局、練習のための練習の色々なフィンガーエクササイズをやるよりもコードやスケールを練習するのが一番手っ取り早いんですよね。
著者の動画で「マッスル・メモリー」という単語を連呼しているのですが、
頭を使って練習し、指に覚えさせるというのはやっぱり大切ですね。
ルーティン化していくと作業化してしまいがちなこの手の練習に少しずつアイディアを加え変化を付けることでちゃんと頭を使って練習させる仕組みになっていると思います。
沢山でているだけに内容が重複している感もあるのですがwww
いずれも良くできた本だと思います。
コード、スケールなどを上手に習得できると思います。

コード弾きの参考になるもの

なかなかベーシスト的には慣れないコードを弾く練習にはこの2冊がもってこいです。

Jaco Pastorius Modern Electric Bass

何だかんだでやっぱりジャコ・パストリアスです。
ここで提示されているエクササイズはどれもとても有意義なものばかりです。

John Patitucciの教則本

John Patitucciの教則本もなかなか濃い中身でおすすめです。
というような感じで、このあたりは僕が近年自分の練習にもよく使っている教則本です。
ちょっと初級者には厳し目な内容ですがめっちゃ中身濃いです。






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