上田和夫Trio

　上田和夫さんと言えば名古屋Jazz界のレジェンドの一人。「俺、もう古希なんだよー」ってjazz inn lovelyで「古希ライブ」をされたのがもう2017年（！）なので今７△歳になられる。ラテンのビッグバンドとして一世を風靡した「有馬徹とノーチェクバーナ」のリーダーであった叔父の故有馬徹氏の影響でドラムを始められて、ご自身もメンバーとして活躍。お若い頃は深夜までのテレビ収録にコンサートにと寝る間も無かった音楽シーンをリアルに生きて来られた方。名古屋を中心に国内外様々な音楽シーンで活動を続けて、大先輩ドラマーにはなかなかいらっしゃらない、ご自身で曲のアレンジを積極的にされるベテランミュージシャン。

上田さんの代表的な楽曲アレンジはなんといってもChick Coreaの「Spain」のアレンジ。ドラマチックなイントロにカスタニュエラを交え、あの有名なフレーズを3拍子にしてしまうアイデアは斬新で美しい。NAGOYA ARTIST AIDのページからお聴きいただけます。飄々としたお人柄で美人が好きで（北川景子さんのファンらしい）・・・。でも音楽への情熱は熱い。「いいものは良い。ダメはダメ」

「おい、マイ、元気か。次、これ歌ってみない？」とお父さん（失礼）のように可愛がってくださる。ウチのチビ達も「名古屋のおじいちゃん（ますます失礼）」のように可愛がってもらって。

Bassの福田さんとの重鎮タッグ

そんな上田さんとタッグを組むBassistの福田義明さんは水野修平さん率いるBigBandはじめ国内外で研鑽を積まれたこちらも重鎮のお一人。とにかく楽曲に詳しい。しかもジャンルを超えて。「この曲って原曲のエンディングのコードはこうだったぞ？」なんてもう生きる音楽辞典みたいなこと言われることもあったり。

とにかく、上田さんと福田さんの会話を聞いていると、美人の話の合間に（福田さんも美人好き）。「ジャズ・ラテンバンド全盛期」の日々を窺い知ることができる。テレビに舞台にコンサートにと生バンドが引っ張りだこだった時代。譜面に強くなきゃ、パッといってパッとできることが求められる時代。そうでないと、ステージに立てない時代。
それはもちろん、今でもそうだけれど「プロ」をとっても感じるのです。

Silent Storm 佐藤正道Piano

そして親子ほども歳の離れた重鎮たちと静かに、それこそSilent Stormのように渡り合うピアニスト佐藤正道君。

ちょっと前にご結婚されて、幸せ太りならぬ「幸せスリム」になられてこのお写真の頃よりもっとずっとハンサムです。正道氏。　とにかく楽曲の解釈が深い。ボーカリストへの観察眼がすごい。共演していると「あー、見透かされたなぁ」と思うこと数多。彼は「アンサンブル力」が半端ない。で、兎にも角にもなんでも弾ける。引き出しが多くて安定感抜群。

そしてウサギ好き。

こんな素晴らしい三銃士と鈴鹿のCoffee Jazz Carrera さんで日曜のお昼のjazz live。カレラさんは地元の音楽好きに愛される、お料理も美味しくて手作りスイーツも最高でいい音がいっぱい聴ける、ステキなお店。ここでトリオとのライブが出来るなんて、幸せ♪
でもでも・・・

ただし、お店の方針もあり、緊急事態宣言や緊急警戒宣言が明けない場合は、県を跨ぐミュージシャンの移動は自粛ということで、唯一三重県民のワタクシ百本のSolo Live&vocal sessionになります。

Solo Live and Vocal Session workshop

地元三重県にはたくさん、本当にたくさんのジャズを歌われる方がいらっしゃると言うことを知りまして・・・というのは、前回カレラさんで正道君とDuoライブをさせていただいた時、なんと客席９０％がボーカルという・・・みなさんそれぞれに顔見知りで、「どこそこのセッション、行ってきた？」なんて会話に花が咲きまくっておられたのです。。。実は三重県出身ながら三重県のジャズシーンに関わる機会が少なかったワタシ。なので、ボーカル同士、学び合えるワークショップができたらいいなぁ♪と密かに願っていました。
緊急事態宣言（三重県の場合は緊急警戒宣言）が継続中の場合は、三重県内の仲間たちとレパートリーをシェアしながら発声や楽曲についての学びの場にできたらステキだな♪

感染対策上、密を避けるために人数制限となります。
事前のご予約を是非是非、お願いいたします。
ご予約はカレラさんまで tel 080-6970-0187

そのほかのライブスケジュールはこちらからご覧いただけます♪

Mai Hyakumoto Live Schedule