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宮沢賢治と「アザリア」の仲間たち展

ここでの告知が遅れてましたね…


2017年7月3日より
岩手県花巻市にある「宮沢賢治イーハトーブ館」にて
【宮沢賢治と「アザリア」の仲間たち展】を開催することになりました。
実行委員会は二名(大体わかる人は察せると思います)
現在展示パネルや展示物を誠意準備中です。

「アザリア」の時期は宮沢賢治が高校生の頃、
宮沢賢治文学の萌芽期と呼ばれるその時期に学友達と作った
同人誌「アザリア」は萌芽期の通りその後の賢治に大きな
影響を及ぼしました。

アザリアの仲間たちは賢治文学だけでなく賢治の人生にも大きく関ってくる友人たちです。
青春を共有し宗教・文学・人生をも語り合った青年期の賢治にとって
理解者の一人である保阪嘉内をはじめ、
鳥取の俳人河本緑石や戦中~戦後の教育に貢献した栃木の小菅健吉
満州に渡り怒涛の時代を生き抜いた鯉沼忍たちの存在を
「アザリア」というくくりで彼らの人生を見た時に
そこから浮かび上がってくるのは彼らの青春期のまぶしさと
晩年までその青春を胸に生きぬいたのだと残る交友の証の数々です。
賢治は決して賢治一人で完結できた文学者ではなく、他の文学者同様多くの交友関係によってあらゆる面を刺激、開花されてきた存在なんだなと思います。そんなことを感じることができる展示にしたいなぁ

展示内では「銀河鉄道の夜」に関する新資料から考えうる
「もうひとりのカムパネルラ」の姿も発表予定です。
あと「アザリア」調査・普及活動の一端として私が描いた
「アザリアの咲いた本」も展示予定です。
嬉しさ半分照れくささ半分…

かつて保阪嘉内は「今に見てろ宮沢賢治は文壇に高く評価されるに違いない」と語ったそうですが(その当時は賢治はほぼ無名)
まさか自分や友人たちがもろともこういった研究・展示の対象になるとは思ってなかったんじゃないかなと思います(他の人も同様)
ただ保阪嘉内という人はとても目立ちたがり屋っぽいので、きっとこういう百年ぶりの同窓会があると知ったら笑ってくれるんじゃないかとも思ってます。

「アザリア」(約)百年ぶりの同窓会、成功させたい…。

====協賛・宣伝のお願い=====

とまぁ上記のように中の人のやる気は十分
用意する資料・展示内容も前代未聞の豪華絢爛(当社比)なんですが
いかんせん中の人が学生と学生くずれの作家(現在無職)。
横のつながりも縦のつながりも弱い身分でございます。
予算も心持たない状況ということで
どうか協賛と、宣伝をお願いします!
せめて宣伝だけでも!

協賛金のご協力のお願い - アザリアの仲間たち展 http://azalea100ten.hatenablog.com/entry/2017/04/11/183904

宣伝したるでって方は↓のブログにあるフライヤーをDL
お願いします~!
「職場やイベントのスペースにフライヤー置けるよ」
「自分で印刷するのではなくちゃんとしたフライヤーを配りたい」
という神様の化身のような方はブログにあるお問い合わせに一報をお願いします!

オリジナルフライヤーを作りました! - アザリアの仲間たち展 http://azalea100ten.hatenablog.com/entry/2017/04/19/235423

他にもネットでの宣伝の場合は

アザリアの仲間たち展告知ブログ
http://azalea100ten.hatenablog.com/

ツイッターアカウント (@azalea100ten)

などへリンクを貼ったり呟いたりしてくれると嬉しいです!
宜しくお願いします!
実行委員会やってる彼方ヨウホでした!  2017.5.1 

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