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【YES MAN】

『YES MAN』2009.3.20

ちょっと軽くなりたくて定番中の定番を…とフォレストガンプの二択から直観で。

拒み続け孤独に滑稽に一人寂しく死ぬ夢を見て我に帰ったカール。
【このままじゃダメだ】という気持ちと宗教染みた洗脳に背を押され、YESマンに生まれ変わるとあれよあれよと転機が訪れる。

NOと言う時のしかめっ面からこの表情。
結局動作は脳をコントロールするからとても重要だよと、もう当たり前に大切な事をとてもライトに伝えてくれる作品です。

個人的には、だから全てのことを受け入れろとか、今日からYESマンになれというより、アドレナリン的映画として廃れず残っていくんだろうなと思う。

勿論、物事全て受容したから良いことが100発100中ではない。
ホームレスの要求に応えたらガソリンも携帯の電池も無くなるし、お金もなくなるけど1つの素晴らしい出会いがあった。

初めて観たのはいつかなあ…

その時の自分は、まだ安全塀に囲まれていた。
無意識にフラフラとトロッコに乗り、目を閉じてもスイスイと下り坂に敷かれたレールの上を滑るように生きていた。ある意味、意志は無かった。何も感じていなかった。
肯定することの大切さはわかりながらも、綺麗事でファンタジーだなと思った。

今観ると、〝箱の中で生きるのなんて死んでもゴメンよ〟と言い切れるアリソンが大好きだし、二人で歌うCan't Buy Me Loveも可愛いし、奇妙な歌詞に心が震えて、自分に正直に自由に生きるってキラキラしているなって心から思う!

ファンキーなズーイーデシャネルを見て、500日のサマーでの唄うナンシーシナトラの遠慮がちなsugar townも聴きたくなった。

#映画レビュー #映画 #イエスマン #YESMAN #ズーイーデシャネル #ジムキャリー

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