熱力学で恋愛模様を捉えた面白い視点の映画。

そもそも熱力学って何？って言われても
わたし専門分野で学んだ訳ではないのと、
分かりやすい情報もなかったので一旦スルー。

※熱力学の法則がわからなくても
本編が噛み砕いて描写してくれているのでokです！

事の発端は偶然（に見せかけた）4人の衝突。
説明面倒くさいので、

・新しい事が好きな人
・物事の視点や景色を変えたいと思う人
・恋愛で拗らせた人
・酷い失恋をして傷口を癒して欲しい人
どうぞご覧下さいませ。 

『物事は自分の望み通りにはいかず、
時を戻すことはできない』
熱力学は日常にも起こりうると訴える天文学者のマネル。

そうなんだけど
じゃあ粒子のぶつかり合いの〝愛〟は
熱力学で立証できるのかというのが
全体のテーマかと感じる。

難しそうなタイトルだけど、
なんか今後の社会とか生き方について
考えさせられた。

どんな理論や数式で
人間の存在意義、愛、温感、感情の起伏とか、
仮に数字建できたとしても
もはや存在そのものの稀少性が高くて
イニシアチブはこっちが持ちたいなって。

マネル側もエレナ側も経験があるので、
痛くて気持ち良かったです。

痛みを知らないと優しくなれない！と、
深く感情移入しながらも
最後はエバのようなズッシリした女性が
結局強くて素敵だなと思った。

そこらへんに落ちてる恋愛沙汰が
因数分解されてるみたいで私は好きかも、
まあそうだろ位の捉え方もいそう。
あとスパニッシュだから耳が新鮮でした〜
喧嘩の畳み掛けは迫力が凄い。笑

Netflixでリリースなのかな？
是非！