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持ち腐れる先見の明

ローフードをご存知の方はいらっしゃるだろうか。知らなくても、非加熱のオーガニックでビーガン(ベジタリアン)主義と言えばわかるかな?

わたしは一昔前、ローフーディストだった。

毎日、サラダや生野菜と果物、ナッツ類を食べていた。

そしてローフードと相性が良いのはスーパーフード。

今や誰もが知るようなアサイーベリー、カカオニブなどを始め、

マカ、ビーポーレン、ブルーグリーンアルジー、ローカカオ、ローカカオバター、ココナッツオイル、スピルリナ、ローハニー、ヘンプナッツ、ゴジベリー、チアシード、フラックスシード、あああーーいくらでも出せるな!笑笑

そんなものだけを使って、いろんな料理をしていた。

当時のわたしの明確な目的は「痩せたい」、ただそれだけ。

そして、美味しくてお金もかかるローフードとスーパーフードの生活は、わたしを痩せさせるどころか淡々と太らせてくれた。

白米や味噌汁といった主食を食べないくせに、なぜ太るのだろうと思うが、食べ過ぎれば何でも太るのだ。

当時、わたしは痩せたいと思いすぎて食べることに執着していたから、結果いつも食べることばかり考えて痩せる事ができなかった。

話が脱線したので戻る。

あの頃、好きで好きで仕方のなかったローフード。そしてスーパーフード。

わたしは資格を取得したり、それをもって起業してみたいと本気で思っていた。

しかし、誰に勧めてもほとんど理解されなかった。周りの人は無駄だと思って、インターネットを通じて知り合った「ローフード仲間」と会うために休みの日は足繁く出かけていたりもした。

すでにローフードで起業している人のお料理レッスンに行ってみたり、あまねく情報を得ようと躍起になっていた。


そこから今日に至るまでの過程は物語が長すぎるので端折るけど、今や、わたしが先ほど挙げたスーパーフードは多くの人が知るようになった。

食べる時も「野菜から先に」は当然のような風潮になってきている。

ローチョコレートや酵素のたくさん残った非加熱の新鮮な野菜は体に良いとかなんとかも、割とメジャーになってきている。

あの頃、あんだけ言い回ってたのに誰も聞く耳を持ってくれなくて、ほんと悔しくて泣いた日もあった。けど、まぁどっかのタイミングで心折れずとし続けていたら、今ようやく時代が追いついてきてるので第一人者になれていたのかもしれない。

てことは、、、

わたしが今好きで、信頼してて、取り組んでいることって、数年したらメジャー化してるのでは…???

このままだと、いつもと同じ。

宝の持ち腐れになるだけだ。

何か、変えていかないと。

そんな事を最近思ったとさ。

オチありません。

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