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SixTONES 1ST album 『1ST(読み:ファースト)』は 私にとって衝撃だった ♯6



2021.02.24に書いていた当時の感想が
残っていたので、今更ながら世に解き放とうと思います。

データの整理をしていてこんな熱量を込めて書いていた自分に引きました。長いので覚悟してください(笑)

↓ 以下、文章はほぼそのまま掲載しています。






これは、8年間、関ジャニ∞のファンをしていた女が
2019年の9月、SixTONESに堕ちたSixTONESファンのただの記録です。
(※ジャニーズ以外にも音楽はそれなりに聴きますが、音楽の知識などは特にありません。)

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2021年1月6日(音色の日)に、SixTONES(2019年1月22日にジャニーズ事務所からデビューした男性6人組のアイドルグループ)が、ファーストアルバム「1ST(読み:ファースト)」を発売した。

このアルバムに私は衝撃を受けたので、どこかに書き記しておきたいと思い、毎日の平凡な日記の1ページに書き記すことにした。

まず先に紹介しておくが、このアルバムは SixTONESの名前の由来ともなった「原石」「音色」の名を冠した初回盤2仕様と、通常版の3形態でリリースされている。




●まず、全形態共通で収録される10曲の感想

1. ST
このアルバムのリード曲となるこの曲。
最初に彼らが放送しているANNのラジオ内で予告なしの初解禁された時からなんだこのハードロックのサウンドは、本当にジャニーズの曲か?と思った。
ベースとドラムが印象的で低音が響き、疾走感のあるサウンドだ。
1番の歌詞も良いのだが、2番の歌詞に
”汚れた靴を磨けば この先にかかる靄は 跡形もなく晴れるだろうか 時に期待から逃げて 時に言葉呑み込んで 何か失ってきたのだろうか”とある。
SixTONESはジャニーズJr.の歴が長かった。一番長くて14年。短くても11年。やっと去年掴み取ったCDデビュー。彼らが過ごした11年~14年は、それは、嬉しかったこと、楽しかったことだけではなく、いろいろ考え、もがき苦しんだこともあっただろう。
”もはや満身創痍でゴールしたとして そんなんで満たされる それしきの理想なのかな?”
と続く、『デビューはゴールではなく通過点』よくいろいろなインタビューで発言している。
SixTONESと、STという曲の歌詞はとてもリンクしていると思う。そんなSixTONESがこの曲を1曲目に持ってきて、リード曲と言われる、アルバムの顔にしたのは本当に素晴らしいと思った。



2.NAVIGATOR
2nd シングルとなったこの曲。デビューして半年でアニメの主題歌を担当した。
最初のヴァイオリンのメロディーが脳内をゾクゾクさせ、疾走感がある。
初めて聴いた時、デビュー曲の「Imitation Rain」とは全く違った曲だし、人気アニメの主題歌ということで、アニメのOPというのは知名度が広くなると思っている。なのでこれを機会にSixTONESを知る人が増えたのではないかと思っている。
曲の内容で言えば、田中樹にラップパートに、"さぁ、そこ退け、Tired"がある。毎回、"さぁ、そこ退け、タイガー"に聴こえ、その次のパートで京本大我が出てきてクスっとしてしまう。(ただの空耳アワー)
演出で、森本慎太郎がバク転するところはいつ何回見ても怪我しないでと母性が出てしまう。



3.Special Order
このアルバムの全曲が少しだけ解禁された時、最初に印象的だったのがこの曲だった。
SixTONESらしく、ワイルドが前面に出ているダンスチューン。自然と手を上げて縦に揺れてしまうそんな曲。
フルサイズで聴いた時に、さらに好きになった。
サビのメロディーはクラブミュージックっぽいのにイントロのメロディーはインド曲っぽいのだ。
でも、フルサイズで聴くと、嵌まる。これまた綺麗に。
田中樹のラップは本当に最強。(ラップの知識がないので表現できなくてすみません。聴いて下さい!!)
ラスト前、京本大我の"nobody stop..."の高音は何回聴いても圧巻で気持ちいい。


4.NEW ERA
3rd シングルのこの曲。これもまた、アニメの主題歌になった曲。
1年で2回も、しかも違うアニメの主題歌を担当させてもらったのは本当に凄いことだと思う。
この曲を聴いた時、「Imitation Rain」「NAVIGATOR」とまた違った楽曲になっていると思った。
曲の開始から、0.18秒ですぐサビが来る。ここでグッと心を掴まれた。
また、このサビ終わりから、次のサビまではほぼ個人パートなのだ。
今まで、メインボーカルのジェシー、京本大我、ラップの田中樹の声が前に出ることが多かったが、高地優吾、松村北斗、森本慎太郎、の声も良く聴こえる。6人のそれぞれの声が一層際立った楽曲になっているのも好きだ。
特に森本慎太郎の"I wanna I wanna~"のところがとても好き。


5.Curtain Call
公式YouTubeでダイジェストが解禁された時、海の映像と流れたのが印象的だった。
忘れられない恋愛を歌詞にし、爽やかさと切なさが交わったミドルチューン。
最初、松村北斗の低音から入る”You and I”が良い。忘れられない切なさが出る。
大体、アイドルの曲というのは、サビ部分は全員で歌うパートが多いが、この曲は個人で歌っているパートの方が多い、より一層切なさが出ている。
バラードに定評のあるSixTONES。6人の声がこの曲に合っていて聴き心地が良い。
個人的には"閉じた未来もうおしまい 引き延ばしたLOVE STORY"とジェシーが歌ってるのが好き。 


6.Dance All Night
まず、驚いたのが全編英語詞というとこだ。さすが、世界を目指しているSixTONESだ。
EDMのアッパーチューンで近未来感を感じさせる楽曲。
英語の発音が綺麗なジェシーを筆頭に、6人全員が英語詞を綺麗に歌っていてとても感動した。
正直、英語はあまりわからないのだが、音で楽しめる楽曲だと思う。聴いてると勝手に体が動いてしまう。


7.S.I.X
どこか、Jr.時代に歌っていた「I.N.P(赤西仁)」の楽曲を連想させる。(曲名だけか?)
手拍子が印象的なアッパーチューン。
コンサートで、この曲を聴いて手拍子するのが今の小さな夢。"明日のことは今は気にしない"に "S.I.X 君の体をジャック~" からの"騒げ"なんて言われたら盛り上がること間違いなし。
これまた、田中樹のラップがとても素晴らしい。



8.Coffee&Cream
曲名が解禁された時、一番気になったのがこの曲だった。
ジャジーなピアノが特徴的なChill系HIPHOP。
急に大人っぽい雰囲気の曲が来るから頭抱える。今で言うと "エモい"が一番似合うのではないか。
"チル しよう all day long"が印象的なフレーズ。
SixTONESとリビングで、高地をいじりながら、騒いでるジェシーと樹と慎太郎を見ながら、ソファーでギター弾いてる京本大我の音色が良いBGMになってて、ダイニングテーブルで本を読みながらコーヒー飲んでる北斗と私もチルしたい。(急な妄想)


9.Imitation Rain
大事な大事なデビュー曲。X JAPANのYOSHIKIさんに書いて頂いた。
静けさと激しさが共存するロックバラード。
去年、何百、何千?いや、何万回といろんなところで聴いた曲。
先日、生配信されたコンサート"on eST"を見て、改めてこの曲の凄さを痛感した。
ロック、HIPHOP、バラードを歌っていても、この曲を聴くと身が引き締まる。一気にその場の空気が変わる。この曲がSixTONESにとってのデビュー曲で本当によかったと思う。ずっとずっと、歌い続けていく曲だから。


10.Lifetime
Imitation Rainからのこの曲。アルバムの本編を締めくくる、壮大なバラード。
「ST」がこの曲の顔だとしたら、この曲はエンディングにぴったりだ。
このアルバムの良いとこが全て詰まってると思った。
メンバー全員が認めるSixTONESのセンター、ジェシーのAメロからこの曲は始まり、森本慎太郎→京本大我→松村北斗→田中樹→高地優吾 と続いて行く。
最後のほうで、京本と松村のハモリが入るのも良い。落ちサビは6人で。一番最後はジェシーで終わる。
この曲は全員で歌うというよりは、個々のパートが多い。一番個人の歌声が際立っている曲だと思う。
あと、彼らが今まで歌ってきた曲の中で一番音程が高いのではないだろうか。京本大我の高音にも圧巻されたが、私が一番驚いたのは高地優吾の高音だ。京本大我が歌っていると思っていたら、高地優吾が歌っていて驚いた。
歌ってるところを実際に見ないと誰と誰がハモりをしているかわからないのもSixTONESの一種の魅力だ。
"Just call my name,When you need~"で時計の秒針が動く音が入るのが良い。



●通常版のみに収録されてる新曲2曲を書いていこう。

11.うやむや
ピアノが特徴的な、息継ぎの間がないボーカロイドっぽい曲。
ボーカロイド全盛期の私には見事にぶっ刺さりました。
「SixTONESは6人いるから息継ぎの間がないボカロ曲も歌える」と言う松村北斗は天才だと思った。
改めて、グループの良さ、強さを見せられました。
この曲は発売まで、謎の暗号しか解禁されず、全てを曲名通りうやむやにされた。
"買って手に取った時に初めて明らかになるものがあっても良いのではないか"とプロモーションしていたSixTONES。
発売されてから、YouTubeの公式でMVも配信され、音楽を大切にするSixTONESの様々な遊び心がとても楽しい楽曲だ。


12.Mad Love
重低音が特徴的な、SEXYさ際立つHIPHOPチューン。
デビュー曲のカップリングに入っている「Hysteria」の楽曲を連想させる。
こうゆうミステリアスな曲がとても似合う。
歌詞に"RAN-PAN-PAN"と入っているのが印象的。


上記、この2曲は、この「1ST」全体の音楽の幅を格段に広げている楽曲だと思う。
これを誰でも、いつでも、一番安い価格で手に入る通常版に収録するのは本当に天才だ。




●「音色盤」に収録されているユニット曲。

1.EXTRA VIP
ジェシー × 田中樹 のユニット曲。
お互いを尊敬し合う2人が選んだ楽曲。ワイルド系HIPHOP。
最初に聴いた時、2人のイメージと楽曲が合いすぎて悶絶した。ジェシーの甘いボイスに、田中樹のラップが本当に強い。楽曲と声質が合ってる。

2.My Hometown
高地優吾 × 森本慎太郎 のユニット曲。
最年長・最年少、地元横浜コンビが選んだ楽曲。チル系サーフロック。
笑顔で爽やかな2人に似合う優しい曲。森本慎太郎のキャラメルボイスと、高地優吾の母のような優しい声が良い。これまた、2人のハモリも素晴らしい。

3.ってあなた
京本大我 × 松村北斗 のユニット曲。
不仲といわれてる二人がスタッフさんから提案してもらった曲。R&B系バラード。
SixTONESの高音、京本大我 と SixTONESの低音、松村北斗がユニットを組めばそれは最強しか生まれません。
松村北斗の「あなた~」で心掴まれました。
正反対の声質の個性を生かして、別々に歌っているのも良い。




今回のユニットの構成は自分たちで決めるのではなく、スタッフさんに決めてもらったと言う。
「誰とユニットを組んでも、良い作品を作れる自信がある」と言っていた。本当にどの3曲も、各ユニットでしか現せない色になっていたし、何より、ファーストアルバム『1ST』にふさわしいユニットだと私は思った。
選んで下さったスタッフさんには感謝しかないです。



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原石盤には、彼らがデビュー前の楽曲が5曲収録されている。これはまたいつか別で他のデビュー前の楽曲と共に私は感想を述べたいと思っている。(書きたくなったら書きます笑)

冒頭でも述べたが、最初にこのアルバムの楽曲を全て聴いた時、衝撃を受けた。彼らも言っているがどの楽曲もシングルにできるぐらい良い楽曲ばっかりだ。そしてこのアルバムを聴けば絶対1曲は誰かの心にヒットするだろう。それぐらい様々なジャンルの曲がこのアルバムには詰め込まれてる。
デビューして1年目でこんなアルバムを作って未来に不安を感じていたのだが、彼らはまだ1年目だ。逆にこれが1年目なのは怖すぎるぐらいだ。これからもっといろんなことを吸収して、きっと、その時に一番良い作品を作ってくれる。そして作れる力がある。だからこれからのSixTONESにもますます期待したいし、微塵ながらも応援して行きたいと思う。
そして、彼らの夢である、世界へ私は行けると思ってる。


ここまで読んで下さってありがとうございました。

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