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クリアしたゲームリスト・7月分

何割かは経費で落とせるはずだし、サマーセールで安くなってるし、これから円安のせいで更に値上がりするかもだし…とかグチャグチャ言い訳しながら、SteamDeckを購入しちゃいました。

以下、感想です。

・うおっデッカ…
・スリープ機能最高
・デスクトップモードかったるすぎ
・バッテリーょゎょゎ~

Steamにある中・軽量級タイトルを遊ぶには、この上ない最適なガジェットだと思います。
重量級タイトルは、仮に動いたとしてもロード時間とかが気になるので、やめたほうがいいと思います。
Steamにないタイトルは、ライブラリに追加する作業が結構な手間なので、あんまりやりたくないです。

愚痴の割合が多くなりましたが、ぴたりハマるタイトルを遊ぶときの快適性は唯一無二です。
PCゲームをここまで手軽に持ち運べる感動ですよ。自分のSteamライブラリがまた違う視点で見えてくる感動ですよ。
買ってよかったSteamDeck。

そんな今月、クリアしたゲームリストは以下となりました。
第15回ウディコンが始まったこともあって賑やかです。



07/08 PC(Deck) 30m 『Aperture Desk Job

お調子者のアンドロイドの軽妙トークを聞きながら、SteamDeckの操作のチュートリアルを受ける短編ゲーム。
ポータルっぽいというかValveっぽいというか。一発で分かる作風ですね。
30分にぎゅぎゅっと楽しさ詰まった技術デモでした。

07/08 PC 35h 『ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~

やることが…やることが多い…!
様々なシステムが雪崩のように襲いかかってくるゲームです。「続きものだから良いだろ」って言わんばかりに。アトリエシリーズ初見でなくてもこれは把握するのに骨が折れます。複雑骨折しました。
ランダムではないサブクエストや会話イベントも無限に湧いてきますね。全部見るのは骨が折れると思います。これ以上は折れる骨がないので勘弁してください。
探索できるフィールドはびっくりするほど広がりましたが、どうにも薄い。配置が雑。そんな印象があります。
固定宝箱も中身がつまらないです。もっと特別なサムシングがないとリターンを得られている感じがしませんよ。まあこれは従来作からしてそうだったような気もします。
探索のフィールドは広がったのに、やることやれることは大して変わらないため、薄味になってしまった感じでしょうか。
オープンワールド風にするなら、最初からそう設計してガッツリ手を入れないとダメなんでしょう。マップ続投の続き物でやるには相性がよくなかった説もあります。なら次作はうまくやれるよね!
気になる部分は多くありましたが、それよりは三部作の完結を見届けられたという達成感・充実感が勝ります。夏が、終わった…。現実ではまだまだ夏ですが。

07/09 フリゲ 10m 『Let’s Splash!!

うっわムズい!!!
チュートリアル含め全4ステージでしょうか。やっとルールを把握できたのが3ステージ目でした。遅いよ!
わかってくると気持ちいいです。

07/10 PC 30m 『モン娘ぐらでぃえーた

少なくとも難易度エンジョイではなにも難しいことなく、なんとなくやってればなんとなく強くなっていけますね。
クリア時の演出は極めて薄味。うーん…。
ゲーム内通貨で拡張パックを買えばプレイに幅が出るっぽいですが…つまりあと2回くらいクリアしないといけないんです???

07/11 PC(Deck) 3h 『大センカ DX』 ※R-18

乱暴するんでしょう? エロ同人みたいに!(する)
「負けたらエロ」のエロゲーと「負けるまで耐久」のヴァンサバが見事に調和。ヴァンサバフォロワーとして物凄くクオリティが高いと思います。まあこれは勝ちの要素があるんですけどもね。

また、タワーディフェンス要素がミックスされ、本家とはまた一味違うプレイフィール。そこそこ理不尽に感じるところもあるんですが、致命的ではないです。
SteamDeckでプレイしましたが、ステージクリア後に決定ボタン操作が効かなくなったり、再起動するとボタンコンフィグ情報がリセットされていたり…と、気になる不具合はありました。まあ普通のPCなら大丈夫なんじゃないでしょうか、しらんけど。

07/12 フリゲ 30m 『Kagura Survivors: エンドレスナイト

本家になかなか忠実なヴァンサバフォロワー。マップが自動生成ではなさそうで、やや凝ってるかもしれません。
SteamDeckでプレイ。だからなのかはわかりませんが、UI/UXがかなり怪しいですね。アーリーアクセスだからという点を加味しても苦しいところ。
初見で30分生存に成功してしまったんですが、レビューを見るに、めちゃくちゃ敵が固くて無理ゲーみたいな意見もあるので、バージョンによってバランスにかなり差異があるっぽいです。
なお、公式サイトの修正パッチを当てるとエロが解禁されるそうですが、面倒なので当ててません。SteamDeckでファイル操作はかなり面倒くさいんですよねぇ…。健全!

07/15 フリゲ 10m 『Vampire: No Survivors

ヴァンサバでモンスター側を操作する斬新な…いや、タワーディフェンスですねこれは。
初見スコアは58940でした。

07/15 NSw 2h 『Storyteller

インタラクティブ絵本パズル。時系列、場面、登場人物をうまく組み合わせ、お題に沿った最大8コマの漫画を作りましょう的な。
どういう組み合わせをしても、その都度ちゃんと状況に応じた物語を見せてくれるインタラクティブ性がとても丁寧で、見た目に楽しいです。
ゲームボリュームとしてはかなり小粒ながら、それで定価2000円弱というのはなかなか強気ですね。いっせいトライアルで実質無料で遊んじゃいましたが。満足。


07/16 フリゲ 20m 『プリティアックス外伝 ~斧姫~

ツクール2000みたいな見た目をしてるけどウディタ製!利用規約ゆるくしてくれてありがとうツクール公式。
ものすごくシンプルに、斧で敵をしばいていくだけですが、トントン拍子に強くなっていけるので気持ちいいです。
スコアアタックモードもあります。まず斧を手に入れるのがコツでしょうかね。ハイスコアは847423でした。

07/16 フリゲ 30m 『零落と紺碧の海神

スコアアタックもできる短編リソース管理型ノンフィールドRPG。
せつない空気がこれでもかとお出しされてますね。夏、少女、旅。青春にさよならバイバイ。
死んでもスコアを失って復活するのでクリアは誰でも可能だと思います。二人の旅の終着を見届けてあげましょう。

07/16 フリゲ 40m 『SIBLINGS

SEKIROライクな戦闘がまさかウディタ製で味わえようとは…しかもこのクオリティで!!
恐るべきは再現度ですよ。もちろん3Dモーションは使わず、いわば紙芝居みたいなもので、ものすごくフェアで手に汗握る剣戟アクションを顕現させてます。えっ…どういう技術????
動きの予兆がわかる体のポーズとか、効果音とか、画面の揺れとか、ともかく様々な技巧が発揮されているんでしょうが、まあ自分にはさっぱりわかりません、凄いってことしか。
本家譲りの戦闘の楽しさ、気持ちよさ、そして難しさ。しかし難しさに関しては、強力な救済アイテムがあり、それで克服可能です。優しさも兼ね備えており最強に見える。
ちょっとこれはさすがに今回のウディコン優勝候補じゃないですか。素晴らしい。おみそれしました。

07/17 フリゲ 3m 『オチル

…うん。
どうしたら面白くなるか考えましょうか。たとえば、落ち始めの高高度から見えるものと、もうじき着水の低高度から見えるものが異なるとか。
高高度では水場は見えないけど、水場がありそうなもの…街とか森とか、そういうものがある。高高度では推理や選択の面白さを出す。
低高度では具体的なオブジェクトが見えて、噴水だとか屋上プールだとか、カッパの皿でもいいですよ、塊魂的なシュールな生活を見せても面白いかも。まあそこでようやく細かい操作をしてうまく狙い落ちていく遊びにする。
こういった何かしらの工夫がある構成だったら楽しめたんじゃないでしょうか。言うは易しですが。それでも今のこの…あまりにも…。

07/18 フリゲ 6h 『ウラミコドク

これはネタバレになるのかも知れませんが、それでも言わせてください。言わないと何も言えないんです。
ダンガンロンパじゃん!!!!!!!!!!

「和風ファンタジーRPG」に「ダンガンロンパ」をぶっ込んだらどうなるのかという意欲作。挑戦は高く買いたい。
しかし歪さは感じます。個々の要素が全体としては調和していない感じ。自分の場合、迷宮探索の異物感を強く覚えました。
苦労したことと言えば、ボスが本当に強いですね。全然勝てないです。レベル上げも出来ません。たとえ戦闘で勝てなくても、最終章までは問題なく進めるので、全滅したらとっとと先へ進めてました。そんな有様だったので、戦闘で得られる達成感がなく、結構つらかったです。
裁判パートもかなりの難易度。証拠として突きつけられる選択肢が非常に多いのがその大きな要因でしょうか。事件の凶器や証言など基本的なものの他、仲間の装備や習得技まであります。13人もいるキャラは、それぞれ装備を1~2種と技を6個程度持っています。膨大です。ヤバい。
トリック等は、RPG世界であることを活かしたものが多くあり、これは楽しかったです。『ゆうしゃロジック』や『ヘビの命』なんかでもありましたね。実際にRPG戦闘をやらせるところが本作ならでは。

コロシアイRPGというコンセプトには可能性を感じます。次があるならもっと洗練されたものを見てみたいです。

07/19 PC(Deck) 14h 『両手いっぱいに芋の花を

世界樹的な3DダンジョンRPGが美味しくなって新登場! …って感じでボリュームは抑えられてますが、これは本当に美味しくなってるやつです。
シンボルエンカウント制で、サイド・バックアタックを狙えます。地図を開いて「こっちの方から後ろに回り込めるんじゃないか」と見当をつける遊びが楽しい。
色々な要素が簡略化されていますが、それで味を損なっていないのがワザマエですね。むしろ快適で遊びやすくなってて良いんじゃないかと思うくらい。
各種フレーバーテキストも自分の好みに合いました。しっかり複雑で重厚な背景があるんだけど、その語り口は軽かったりするところ。ファンタジー世界ならではな諺があるのも素晴らしい。
全編、SteamDeckでとても快適に遊べましたが、ひとつ注意なのが、冒険者の名前入力時に日本語入力がうまくいかないところですね。日本語名にしたい場合は、キャラクリまでは普通のPCでプレイして、クラウドセーブから引き継いでやるのがいいかもしれません。

07/20 PC(Deck) 3h 『リトル ノア 楽園の後継者

ほどほどのボリューム、ほどほどの満足感。手軽さが魅力のローグライトアクションRPG。
アストラルという使い魔が攻撃コマンドとなっていて、これを宝箱ガチャで手に入れ、組み合わせで自分なりのコンボを作っていく感じです。レア度や凸など、元ネタのソシャゲっぽい要素を感じます。
サクサク強くなれて気持ちいいですね。マップの好きなところにファストトラベルできるなど快適性も十分です。
気になったのは、攻撃エフェクトが派手なせいなのか、操作キャラをしばしば見失う点でしょうか。高難易度だったらキレてたかも。
ちなみに元ネタは未プレイです。まあストーリーが重要なゲームでもないと思うので、特に気になりませんでした。

07/21 フリゲ 3m 『可愛い子と夏祭りに行きてえよなあ!

自分の信念に沿って行動したところ、彼女とは何もありませんでした。まあそうなるよね。
でも、そういう関係性こそが尊いのだと自分は思います。

07/21 フリゲ 3m 『ショートファンタジー マージョのマジかるパニカル

シンプルで楽しい3分ゲー作品ですね。3分ゲーコンテストではなくウディコンですが。
なるべく攻撃を続けてコンボを繋げたいこと、しかし雑に攻撃してると障害物が増えて自らの首を絞めること、いいジレンマになってると思います。スマートなシステム。
1プレイ1分程度、3回やってハイスコアは5590でした。累計スコアも算出されているのですが、これが溜まると何かあるのかしら。

07/22 フリゲ 5m 『じゃんけんバトラー俺

いいバカゲー。

07/22 Android 10m 『みんなの昔話 ももたろう

やたら分岐が多い! 展開被りも多いですが、十分なバリエーションを備えています。
凄いとは思いますが、面白いかって言うと…いやつまらなくはないけれど…。

07/22 フリゲ 15m 『Cats Hidden in Paris

ウォーリーをさがせの猫版。猫は液体なのでどこにでもいます。
最後の5匹くらいからはなかなか見つからず、最後の1匹はヒントに頼りました。負けた…。

07/22 フリゲ 30m 『WOLFALL

ベテランの技巧を感じざるを得ません。上手くまとめてくる…。
いつもの氏の作品らしさ全開の、殺意溢れる弾幕ですね。今作に関しては無限コンティニュー可能なので、ご厚意に甘えてゴリ押しました。ウッホウッホ。

07/23 フリゲ 10m 『死をきたい

ポップでキュートにナンセンス。ミニマムな探索ADV。
歩ける場所が結構分かりづらいかなあ。まあ詰まっても、ゲームに同梱された攻略テキストを見れば解決です。気配り。

07/23 フリゲ 3h 『亡者の行軍 Invasion from OtherSide

探索して装備を更新して経験値稼いで少しずつ強くなっていく…その基本サイクルをちゃんと丁寧に組み上げてるなあって印象があります。デフレ寄りのバランスなのが好みです。
民俗学、釣り、強い野生動物、妖怪パンデミックでエキサイティングするサイコども…やりたいことやってんだろうなーって感じ。
OPイベントの凝り具合の一方、EDイベントは少々呆気ないでしょうかね。まあいいか、楽しいRPGでした。

07/23 PC(Deck) 4h 『キラキラミラ 8人の遺伝子異常者と血の幽霊

一枚絵の怒涛ラッシュで綴られる、熱量あるストーリーのADV。
ダンガンロンパ的なコロシアイ要素は、思ったよりは無いかなと感じました。証拠品の確認など、そういった議論ゲームにするためのシステム的なベースは出来ていますが、そっちのジャンルへはどうも舵を切らなかったというか、もしかしたら切れなかったのか。
異能の活躍場所は限定的で、「このトリックのためだけにこの異能は用意されたのかな」と思えてくるようなあからさま感すら覚えます。これは異能に限った話でもなく、作中のさまざまな要素・設定がご都合主義的に感じられてしまうのは残念でした。
光るところは多いだけに、うーん、惜しい。

07/24 フリゲ 1h 『文無し行商人の遺跡探索

前作『脳筋魔法使いは進学したい』路線を引き継いだローグライク。
パーティメンバーが二人になったこと、成長要素のさらなる充実、世界観の補強あたりが大きなトピックスでしょうか。
個人的には、ダイスロールが排除されたのは寂しいです。やってる処理としては同じことなんですけどね。出目がないことで、成長要素が初見では分かりづらくなっているという弊害もあると思います。一旦プレイしてルールを把握すれば全然問題ないんですけども。
とは言え、良くも悪くもプレイ感は前作と大きくは変わりません。難易度NORMALを2度目の挑戦で成功。とても楽しかったです。


今月の一本

は『SIBLINGS』です。

ただただ圧倒されるアクションでした。ケレン味がめちゃいい。
どうも作者のメイン活動はゲーム実況動画みたいなんですよね。
動画制作スキルがゲーム制作に大いに活きるという一つの興味深い例として見てもいいでしょうか。


今月のもう一本

は『両手いっぱいに芋の花を』です。

このジャンルの美味しいところを、とても手軽に摂取できるのが嬉しいですね。
3Dであることに意味がある探索ギミックが豊富なのも良い。
段差から飛び降りる前に着地点を見下ろすときなどは、まるでソウルシリーズをやっている時のような気持ちになれたり。


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