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理想の家は

こんにちは、ぱんだごろごろです。

理想の家を考える


先日、「どこでも住めるとしたら」というテーマで、記事を書きました。

書きながら、沼津・名古屋・日本橋の、三つの土地を、同時に味わえるような場所はないものか、と考えていました。

最初は、三つの土地に家を持ち、季節ごとに移り住めばいい、と思っていましたが、現実にそれをしようとしたら、途方もなく労力がかかります。

たとえ理想でしかないにしても、もう少し実現可能な方法はないものか。


そう考えて、思い付いたのが、土地ではなく、家を主体にするやり方です。

住みたい土地ではなく、住みたい家を造る。

そうすれば、移動にかかる制約がぐっと減ります。

例えば、1階を名古屋に、2階を沼津に、3階を日本橋に見立てるのです。

日本では古くから行われてきた、「見立て」の文化です。

1階玄関には大きなシューズクローゼットを設け、中に運動靴をたくさん並べておきます。

「歩き回る名古屋」を実践している自分になりきるのです。



2階には、一番日当たりが良く、風通しのいい場所に、広い和室を作り、かつての沼津でのお昼寝を再現します。

どこまでもやさしい風がそっと頬を撫でてゆく、夏の昼下がり。
しあわせに包まれる一時です。




3階には、一面ガラス張りのリビングを造り、大きなソファを置きます。
一人がけの、座り心地のよい椅子は、読書用。

ガラス窓の向こうに降る雨を眺めながら、何もしない一日を楽しむひと。

都会の真ん中に住んでいても、ゆったりとしたくらしをしている人、になりきるのです。




家は、住む人が育てるもの。
家は容れ物です。
外から帰って来たときに、ほっとできるのは、家がその人にとって、一番安心できる場所だから。


家を擬人化するのは怖いけれど(多分、私が若い頃に評判になったホラー映画『ハウス』の影響だと思います。大林宣彦監督作で家が若い女の子たちを次々食べてしまうというものです)、


家が私に何だか優しいな、と思った時に、執事みたいな存在を思い浮かべました。

住む人に好意を持っている家を、人のかたちにしたら、忠実で有能、思い遣りに溢れた執事の姿を取るのかもしれません。

家を大事に、仲良く過ごして行きたいものですね。


今週のトロフィーとお祝いボード


今週は、トロフィーを3個とお祝いボードを2枚の、合計5つを頂きました。
以下はその画像と、対象となった記事です。

今週は、4つ書いた記事すべてに、トロフィーまたはお祝いボードを頂くことができました。
これは、いつもとても嬉しいことです。

スキを付けてくださった皆様、本当にありがとうございました。









今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
明日は日曜日、楽しい一日を過ごしてくださいね。


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