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先輩起業家の小話Vol.76 無理せずそこそこ幸せな話

久しぶりになってしまったが、先輩起業家の小話を共有したい。

今回は都心でWEBサービス業を展開する先輩起業家の話だ。

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「ノープランで仕事を辞めた自分が、無理せず月30万円くらい稼いでそこそこ幸せな話」

「もともとはWEB制作会社のエンジニアでした。
エンジニアとしてのスキルは中の下くらい。

中途入社してきた上司とそりが合わなくて、下請けフリーランスとして独立しました。

月25万円くらい稼げてます。仕事はウマの合うお客さんとだけ、したいときにして、したくないときにはしない。
その代わり贅沢もしない。
空いた時間は趣味のフィギュア制作に熱中していて、その動画配信と販売で月5万円くらいの売上になってます。

こういうのも起業なんですかね。
知らんけど、いま、そこそこ幸せです。ちなみに、起業ライダーマモルの記事は「起業の失敗談」ばっかり読んでました。失敗してもいいんだ、って思えるから。
自分みたいな働き方が、誰かの参考になれば嬉しいです」
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上場を目指した起業や地域課題を解決する起業、事業承継で親族から承継したものだって起業だが、今回の先輩起業家のケースだってもちろん起業だ。

最近は俺自身、「起業」という単語の使い方についてすごく悩んでいる。

ただ一つ言えるのは起業家の数だけ目指すものや大事にするものがあっていいということだ。

みんなが目指す起業がどんなものか、どんな支援があったら役立ちそうか、ぜひ声を聞かせてほしい。

おわり。