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コロナの影響で喜八郎全2店舗閉店します

突然ですが、

飛騨高山の飛騨牛まん屋である喜八郎(キハチロウ)が5月31日をもって閉店することとなりました。

6年前初めてこの牛まんに出会い、そして食べた時のは7月。じわじわと暑い時期で、肉まんは寒い季節のものと思っていた私は牛まんを食べる前から、こんな時期に肉まんを売っているお店なんだと少し不安におもっていました。

しかし、コンビニとは違うむっちり、ふかふかの生地に具が濃いめであまじょっぱく美味しい!当時ビールを片手にテイクアウトされる方も多く、海外のお客様の利用もとても多かったです。
飛騨高山ということで外国人も多く英語を使わなくてはいけないこと、観光地での顔になっていくこと不安は沢山ありましたが、お客様のおいしいに支えられながら6年間続けていくことが出来ました。

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正直に申しますと「やっぱり閉店してしまうのか。」と、閉店してしまうことの納得もしてしまいました。

初めて閉店連絡を受けた時、古い町並みにある上三之町店は閉店し、喜八郎本店は存続するというお話でした。
初めは観光客の方が多く訪れる上三之町店を残した方がいいのではないかと思いましが、コロナ禍で地元のお客様を大事にしたいという会社の気持ちを聞き、安川店で頑張ろう!と思っていました。

私も地元に住んでいるので分かるのですが、正直に言うと、地元の人間はなかなか古い町並みに行く機会がありません。駐車場の問題や、人の多さなどで少し行きにくさがありました。
そんななか古い町並の中にあるものが安川通りで買えるというのはとても嬉しいものでした。毎年お歳暮や、お使い物に買っていただける常連の方や、高山祭り、七夕祭り、24日市など地元に密着し親しまれてきたのを感じてきました。

しかし、お話を進めていくにつれ、安川本店も閉店してしまうことが決定してしまいました。

2019年の年末頃から新型コロナが流行り始め、緊急事態宣言や、蔓延防止措置など、さまざまなことが観光業に影響を与えました。そんななか、喜八郎ネットショップをご利用してくださるお客様が沢山いてくださったり、「こんな時だがらこそ。」と、地元の方が店舗へ来て下さる事も多く、愛されているなと感じました。一方で、一向に良くならないコロナ渦、接客をしていると感じるお客様の流れなど店舗存続を不安におもっていた為の納得でした。

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そんなお店がどちらも閉まってしまうこと、とても残念に思っております。
直営店は閉店となってしまいますが、ネットショップ、イベント等にはまだまだ出店していく予定です。

皆様の中に喜八郎牛まんが少しでも残り、あそこにあったお店だね!と、これから見つけてくださった時、手に取っていただけると嬉しいです。

まだまだ世の中の動きがどうなるか分かりません
そして、また安全に観光ができる様になった時に店舗を再開し、改めて胸を張って皆様に「飛騨高山を存分に味わっていただける銘品」として提供したいと強く思っております。

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