ポケモン feat. 初音ミク、縮めてポケミクという企画が動いていて、「VOLTAGE」と題して公式サイトも作成されているのをご存知だろうか。

ポケモンのタイプが18種類あることになぞらえて18人のボカロPがポケモンゲームサウンドをサンプリングして初音ミクで曲を作るという壮大なプロジェクト。

ちなみにてっきり各タイプに沿った曲が作られるのかと思ったらそうではないみたい。いきなりでんきタイプで被ってるし。

現状4曲が発表されている。もう既に参加者が豪華すぎませんか。

堂々の1曲目……！DECO*27さんなのは納得中の納得。おそらくネット文化をかじっていれば誰もが知ってる名前でしょう。有名な曲も数々出している方がポケモンを題材に曲を作るなんて……。この時代に生きてて良かった……。

曲の方はというと、いきなりポケモンバトルのゲーム音楽から入って、歌詞もサウンドもポケモン尽くし……！ゲームの音があらゆるところから聞こえてくる。いやすごすぎる。普通できないもんなゲームの音使うなんて。

企画タイトルのVOLTAGEに合わせてなのか、曲タイトルは『ボルテッカー』。ピカチュウの代表的な技でもあって、ほんとに1曲目にふさわしい曲といえますね。

2曲目は稲葉曇さんの『電気予報』。いやこの曲めっちゃ好きーーーーー。実はPの名前を存じ上げなかったんだけど、調べたら『ラグトレイン』の人じゃん。納得。
やけに頭に残るサビがずっとこびりついて離れない。ロケット団のアジト曲を持ってくるところもなかなかセンスフルだと思う。

コメントで知ったけど、BPMが166⇒わざマシン166が「かみなり」とか、曲の長さが3:51⇒全国図鑑No.351はポワルン＝てんきポケモンとか、もう天才かよ……。その他小ネタをまとめてるコメントがあるのでぜひ見てほしい。こういうネタ詰まってるのほんと大好き。泣いちゃう。

3曲目は明るさ大爆発の『ミライどんなだろう』。ポケモンの名前が歌詞に盛り込まれていてポケモン公式アニメOPって言われても全然違和感ない。ありそう。ゲーム音もふんだんに使われていて聴いてるとポケモンゲームの画面が思い浮かんでくる。

でもやっぱり歌詞が良い！この言葉遊び、日本語を母国語として扱う人にしか味わえないのがなんというか、日本で良かったと思う瞬間でもある。
字幕で英訳も見ることができるけど、なかなか難しそうな英訳の中サビ最後のミライドンのところが神がかってるのでぜひ見てほしい。天才がここにもいた。

ポケモンのすべてに感謝を。

……ちゃんと書こう。いやほんと凄まじい、なんだこれ。正直今これ書いてるの11月15日(更新日)で記事書くために聴き直してるんですけど、最初に聴いた時にマジでボロ泣きしたのに未だに泣いちゃう。音楽聴いて泣いたの多分初めてだよ。MVの力も当然あるんだろうけど、大半はメロディと歌詞の影響だと思っている。もう自分世代にぶっ刺さりです。とにかくヤバい。
きっとピノキオピーさんも自分と近い世代だと思うんだけど、表現力がすごいですねほんとに。思い出補正ももちろんあるんだけど、ポケモン好きな人が通ってきた過去を極限まで引き出してきて今と繋げる力、相当なものだと思う。
ポケモンとピノキオピーさんを同じ時代に産み出したこの世の理に感謝。

一旦18曲中これらの4曲までが発表され、11月末からまた徐々に担当Pや曲が発表されていく予定らしい。
最初の4曲でこれって後続はどうなるんだ。ハードル高いだろうけど楽しみすぎる～～～。素晴らしい企画をありがとう～～～。