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誰もが幸せになれる権利がある

⚠︎当事者の方に対して最大限の配慮を払って書かせていただきますが、私の軽率な発言によって傷つけてしまうことがあるかもしれません。その際は、本当に申し訳ありません。

北海道の北星学園大学に通っているのですが、
本日、NPO法人北海道レインボー・リソースセンターL-Port代表理事の中谷衣里さんによるLGBTQ+についての授業がありました。

中谷さんの過去の学生生活で孤独感や周囲の理解の乏しさを感じたというお話を聞いて
私の小中高を振り返ってみると、
実際に、少なくとも中学校までは同姓愛者への偏見や差別発言が教室内で笑いのネタにされることがありました。

私の場合、担任の先生は配慮のある方で生徒を注意するような発言をされていましたが、
当時の私はLGBTQ+についての知識も少なく、
ただその場の雰囲気に塗れて、なんの違和感も持たず
学生時代を過ごしていました。

でも、
あの教室の中に、表面上で笑っていても心の中では泣いていた子がいたかもしれない
と、今では思います。

小さい頃から知識があれば…と悔しさを感じています。

中谷さん自身が経験した親へのカミングアウトのお話から、
学生時代にLGBTQ+についての教育を受ける機会があまりなかった私たちの親世代にとって、

自分たちの子どもがLGBTQ+である、ということを「受け入れ難い」もしくは「受け入れたくない」、
「普通じゃない子になってしまった」と、

思われてしまうような気がします。

友人も同様に言えることですが、家族なら分かってくれると信用してカミングアウトしたのに、

だめだった。

となると、本当に孤独を感じてしまうし、これから先誰にも言うことができなくなってしまう、と思います。

でもきっとどこかに、
ちゃんと向き合って話を聞いてくれる人はいるし、

“ひとりぼっちなんて人はこの世に1人もいない”

と、私は信じています。
(どこかで聞いたようなセリフですね)



今はゆっくりではあるけれど、
社会の雰囲気も変わってきつつあって、
昔よりかは、LGBTQ+の方々が生きやすい環境になってきているように感じます。


でも、実際まだまだ問題も山積みで、
周囲の理解だったり、国としての法律や制度も足りない部分があります。

そのために、
私たちが中谷さんにお聞きした貴重なお話に対してどう感じたのかを発信したり、
選挙に行って理解のある政治家に投票したり、
周りにカミングアウトができずに(した場合でも)、苦しんでいる方が相談できる場所や機会を設けたりする必要があると感じました。

私も今からできることを積極的にして、
数年後に社会に出た時にも、苦しんでいる人の助けになれる行動や活動をしたいと思いました。

すべての人が幸せでいられることを
心から願っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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