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【オススメマンガ紹介】BORUTO-ボルト- TWO BLUE VORTEX1巻を読みました!

以前、紹介したBORUTO。
1部が終わって無茶苦茶面白くなっているのですが、やっと2部の第1巻が2/2に発売されました!

雑誌の方は購読してないので、この数か月ネタバレを見ないように頑張っていたのですが、単行本になってやっと読むことが出来ましたので、
感想など書いていこうと思います。

※以下、2部のネタバレ要素が入ります。ネタバレを見たくないという方は読まないようにお願いします。

※1部の感想は以下


BORUTO-ボルト-TWO BLUE VORTEX 1巻感想

てっきり21巻が出ると思って待機していたBORUTOですが、青年期編になったのと同時に1巻からの再出発になったようです。
サブタイトルも「TWO BLUE VORTEX」……、「二つの青い渦」に変更されていますね。

とはいえ、巻数はリセットされても話は思いっきりBORUTO20巻の続きなので、この巻から買っちゃわないように気を付けてください。
今までのあらすじ的なこともなくいきなり1期の最後から3年後の木の葉の里から始まりますので、これから買ってしまうと訳が分からないと思います。

2期開始時の状況

1期の最後に”全能”の力によって、
カワキが、七代目火影ナルトの息子、うずまきカワキ。
そしてボルトが、ナルトを殺害して逃げた裏切り者のよそ者の反逆者。
……ということに世界が書き換えられてから3年。
  ※実際はナルトは封印されているだけですが、カワキとエルダ。ボルト、サスケしかそのことを知らない。

3年前の騒動でサスケと一緒に里を抜けたボルトはそれから一度も木の葉の里には戻ってきていないようです。
そのため、最初の話はサラダを中心に里がどんな状況なのか。主要メンバー達が今どうしているのかを顔見せするような話になっていました。

NARUTOの青年期編に入った時もそうだったんですが、3年経ったということで子供だったサラダ達も大人っぽいデザインに変更されていました。
少年期編で12歳でその3年後ってことは、まだ15歳ぐらいのはずなんですが、特にサラダやボルト辺りはもう10代後半かな?と思うぐらい大人っぽいキャラデザになっていました。
戦う時の技も何ですが、BORUTO2期はスタイリッシュと言うか、おしゃれでかっこいい雰囲気が強くなっていますね。

主要メンバーの3年後の状況はこんな感じ。

ボルト → サスケと一緒に里抜け。2年以上コードに追っかけまわされているらしい。
サラダ → 木の葉の里で下忍を続けている。”全能”に掛かっていない数少ないメンバー。ボルトの無罪を訴え続けているため、里で立場が悪い。
カワキ → ナルトの息子として木の葉の里で暮らしている。ボルトを探しにとかは行ってないらしい。今でもボルトが戻ってきたら殺す気満々の様子。
コード → ボルト追っかけまわしたり(2年かかっても捕まえられていない)、木の葉の里に定期的にちょっかいを出している模様。(暇か)
エルダ → 木の葉の里に今でも滞在。カワキの味方(?)のはずだが、どの程度協力してるのかは不明。
シカマル → 八代目火影になってた。
ヒマワリ → 忍者になっている。兄(カワキ)との関係はあまりよくなさそうですが、ボルトの同期達に修行を見てもらったりと妹分としてかわいがられている様子。ボルトの力になるために強くなりたいと修行中。

"全能"に掛からず、唯一ボルトとカワキの入れ替わりに気付いているサラダと委員長は3年間エルダに話を聞いたりしながら”全能”の解除の仕方を探している。

カワキとコードはボルトを探している。

ボルトはサスケと一緒に修行しながら里に戻るタイミングを探している(?)

と、それぞれやることはやっていたようですが、どこも大きな成果はなく、硬直状態のまま3年が経過してしまっていたようでした。

そんな硬直状態に業を煮やしたコードが木の葉の里を襲撃したことを契機に第2部が始まります。
木の葉の里を襲えばボルトが出てくるだろうという作戦だったらしいのですが、コードの目論見通り(?)ボルトがサラダを助けに来た所で1話が終了します。

1巻の内容としては、3年後の皆のお披露目と状況説明。
そして、今後の色んな伏線を息もつかない勢いで出して来たという印象でした。

今のは何だ?今のは誰だ?ボルト、今何使った?つまり……、どういうことだってばよ??

と言う感じの連続で、今回の巻だけでは謎が増えて行くばかりでほぼ何も解決はしませんでした。(特に1巻の最後のコマは衝撃的かと……、出て来た4人の敵の1人……、つまりそういうことですよね??)
どうやらコードを含めた大筒木のイザコザと、ボルトとカワキの決着をつければ終わるというわけでもないようで。新たな敵の登場と何か不味いことが起こりそう雰囲気が高まってきたところで1巻は終わりました。

いや、月刊誌とか言わず早く続きを出してほしい。

各キャラに関する感想。

2部が始まったばかりと言うことでまだまだ状況が語られているキャラも少ないのですが、1巻を見てそれぞれのキャラに思ったことをつらつらと書いていきたいと思います。

●ボルト
 努力のナルト。天才肌のボルト。っていうのが公式設定なのかなと思うのですが、2部では新しい術を引っ提げて戻ってきたりと青年期編に入ってから益々その雰囲気が強くなったような気がします。
すっかりクール系な雰囲気になっちゃったのが(それも誰にも心を許してない感じの雰囲気になっちゃったのが)個人的にはちょっと寂しいのですが。。
1巻ではまだ同期組と殆ど絡みがなかったので、早く本音を言えて相談できる相手が出来て欲しいなと願うばかりです。
サラダ、委員長。頼んだぞ……!

●カワキ
 何をやってるんだ君は……。とちょっと苦しくなってしまいました。
カワキはボルトと立場が入れ替わったので、生まれた頃から里に居たことになってるはずなのですが、あまり里に馴染んでいる様子もなかったですし、ヒマワリをはじめとして周りの人をわざと遠ざけるような態度を取っている描写が度々あり。。。
慣れ合わない、自分は本当はここ(ボルトの位置)に立つ人間ではないから仲良くしたいとは思わない、大筒木のボルトを殺したら自分もすぐ死ぬからこれでいいと本人は思ってそうなんですが。。
でも、こいつ3年もボルトを探しに行ってないんですよね……。
一応コードの問題とか残ってるとはいえ、デイモンも里に居ますし。
カワキが言う通り大筒木の脅威を排除する、ナルトを助けることが何よりも大切って言うなら、里は放っておいてすぐにでもボルトを探して追いかけるべきのような気がするんですが。。それをしない。

1部の感想の時も言ったんですが、やっぱり心のどこかでボルトのことが羨ましい気持ちがあるから3年も事態が動くような直接的な行動が出来なかったんじゃないかと思うんですよね。。
そしてそれを本人が自覚できていない。
本当に羨ましい気持ちがあるなら、2部であれやこれや掘り下げがあると思うので。自覚したカワキがどういう状況になるのか今から楽しみです。

●コード
 君、一時期ラスボス候補とまで言われてたんだからさぁ……。
「コードが強すぎて絶望」とは1部でもあまり感じてなかったんですが。。
ボルトがインフレしてしまったことでますますラスボス候補どころか強敵候補からも外れてしまった感がありました。
ただ、幸い新しい敵が出て来てくれたので……、もしかしたらコードは今後、敵の敵は味方方式で仲間入りするのかな……?とちょっと期待しています。
恐らく敵として突っ走るよりボルトの仲間になった方が今後の活躍はありそうなので、何とかそっち方面に方向転換して欲しいです。

●ヒマワリ
 可愛く成長してました!
1部では一人だけ忍者ではないということで戦闘シーンや修行のシーンではお留守番だったんですが、2部からは正式に忍者になったことですし、本筋にもしっかり絡んでくれそうで楽しみです。
”全能”に掛かりながらも「ボルト(カワキ)がナルトを殺すわけがない、きっと何かわけがあるはずだからそれを聞いて、力になりたい」とヒマワリは思っているようなので、ヒマワリが今後のボルトとカワキの和解のキーになってくれないかと期待しています。デイモンに強敵と判断されたというフラグも併せて今後の活躍を期待しています!

1巻ではボルトが駆け寄って来たヒマワリを気にする描写があったのも嬉しかったです。
1巻では直接話す余裕はなかったですが、ヒマワリともちゃんと会話することが出来たらどんなことを話すのか今から楽しみです。

まとめ

だらだらと感想を書いてしまいましたが、BORUTO2期1巻。すごく面白かったです。
まだまだ序章というか、何かが始まりそうな雰囲気が出て来た時点で1巻が終わってしまったので、早く続きが見たいです。
BORUTOは1巻に4話ずつ入っていて、休載があった前回と違って今は毎月新しい話が出ているはずなので、次は6月ぐらいですかね。。

また、ネタバレに怯えながら2巻を待つ日々が始まりそうです。


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