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涙ひっこめた目

目に涙をいっぱいためて
「今の話(講演会)聴いて、やっぱり絵本読みたくて、幼稚園のあと公園いってご飯作ってとかしているとヘトヘトになって読めなくて、子どもが3人いて(べそべそべそ)」

というママが私のところに話しに来てくれました。


そうよね
お子さん3人いて大変ですよね。
毎日お疲れ様。
絵本は読めるときに読めばいいんですよ、
無理しなくても。
少し時間に余裕があるときにで構わないんですよ。
って
このベソベソ泣くママに言ってあげたら

それ
優しいか?!?

無理。
私、そんなこと絶対できない。

私はこのとき
ベソっとするママの肩を
バンバンバンと3回やって

「はい、大丈夫!!具体的にやれる方法おしえるから!!!読みたいから聞きにきてくれたんでしょ?はい、今から話すことやって。」


バンバンバンってされたときの
ママの目が忘れられません。

ハッとして
あ!はい!!
聞きます!!!
みたいな、あの目。
ベソってした目が、バンバンバンって
不意打ち?な対応されて
涙すっとひっこめて私を見たあの目。

あの目こそが
「主語自分」の目
だと
私は思います。

そこから?
もー、超絶早口で
兄弟姉妹がいる場合かつ時間が取れない人に
具体的にこうすればいいよ
コンサル!!!!

絶対にできる方法です。
そして
「効果」があると自信があります。

「効果」とは
ママ自身が
「私は、これを子どもにしてあげたくてしている」
という満たされた気持ちを得られることと、
押しつけでも無理でも義務でもなく
親から注がれる愛情を子どもが得られる。
という効果です。

・ママの満たされた気持ち
・子どもが感じる愛情

どちらも
「はい、今日は○g増えました〜」
と数字に現れるものではありません。
でも、これを感じられることが
言いたくないですが、のちのち
教育的にも絶対的に必要で、
ここの感覚が鈍い人は、何やっても
所詮中途半端。
子育ても仕事も。

♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎

講演会は
たったの90分なんですよ。

会場には
私を必要としてくれる人が必ずいます。

必ずいるんです。

講演「業」なので
聴いてくれた全員の方に満足してもらうことを
目標にしています。
その中で
「救う」ことができる人がいる。
こちらは、「業」を超えた
私の使命感です。

2021.11.13
待ちよみ絵本講師 内田早苗

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