見出し画像

まんだらけ なんやとは何だったのか

はじめに

この記事では「まんだらけ なんや」の通路からの見た目、営業時間などをソースと有識者の言葉を混じえつつ記事にしています。
各所への誹謗中傷は御遠慮ください。

これまでのあらすじ

中野ブロードウェイ四階の「Spank!」前に「まんだらけ 禁書房」(以下、禁書房)というアダルトコンテンツ専門店がオープンして物議を醸しています。
詳しくはぼくのマガジン「中野ブロードウェイ四階炎上騒動」をご覧下さい。

禁書房ができる前、同じ場所にあったもの

Twitterを見ていると、
「禁書房になる前にも、同じ場所にまんだらけあったよな?」
というツイートが見られます。
これに関しては、「事実」です。
それが、「まんだらけ なんや」です。(以下、なんや)

問題は「まんだらけがあること」ではないのではないか

「Spank!、中野ブロードウェイのなんなのさ」で書いた通り、Spank!の公式ブログを見るとなんやが写りこんでいるものがあります。

(Spank!のアメーバブログより引用・以下画像にリンク貼ってあります)

子供もファンシーな装いをしていてなんとも微笑ましい1枚です(お気持ち)。

ですが、この写真を見ればわかる通り、なんやのシャッターは閉まっています。
別の記事で書いた通り、ぼくは「なんやってそんなに見た目からモロに18禁だったかなぁ。覚えてねぇー」というお気持ちでした。
わからないなら、ソースを探そうということで、いろいろと調べてみたわけです。

なんやの取り扱う商品について

発端はこのツイート。

どうやら、なんやは18禁の同人誌も取り扱っていた様子。

なるほど、それは確かに誤解があるので訂正しよう、と思いぼくも引用RTをしたわけです。

そこに、なんと「本当は怖い中野ブロードウェイ」様から返信が。
本当は怖い中野ブロードウェイ様は、Twitterで「中野ブロードウェイで起きた怖い話や不審者情報、都市伝説」などをツイートされている方で、Spank!のTavuchiさんが「みどりのおばさん」として都市伝説のようになっていたことを取り上げて話題になった方です。

「1日と毎日は違う」これはかなりいいことを仰っている気がします。 
ただ、アダルトコンテンツを取り扱っていたこと自体は間違いなさそう。

日替わり商品、というのはかなり重要な争点になりそうです。

そこからぼくもあらためて、なんやの取り扱い商品について画像付きのツイートなどを見てソースのあるものをふくめて探したところ、2017年のブログで

(ブログ 三十路オタクの世界さんより引用)

こんな記事を見つけました。
どうやら、なんやは基本的に値札がなく、担当店員と交渉して買い物するところだったらしいです。
「ラブドール置いてるじゃん‪w‪w‪w抗議してねーのかよ‪w‪w‪w‪w」という方もいますが、この写真では「Spank!が開いているかどうか写っていません」。
なので、偶然その日休みだった、という可能性も否定は出来ないです。
むしろ、定休日なんかを考えてなんや側がスケジュールを考えていたことも考えられます。

しかし、基本的に全年齢対象(追記・マニア向けも含む)の商品が大半だったようで、なんやの公式Twitterには全年齢対象のものばかり載ってました。(追記・あくまでTwitterには、です。)

む、、むしろSpank!より「まんだらけ なんや」の方がファンシーショップじゃない…?(お気持ち)

写真などのソースが全て、という見方から捉えると、むしろ18禁商品より圧倒的に全年齢対象のグッズの写真の方がネット上にアップされているため、「なんやの頃からアダルトコンテンツ専門ショップだった!」というような論調には賛同できかねます。
…聖飢魔IIを扱うなんてよくわかってるじゃないか(お気持ち)

なんやのディスプレイについて

「中野ブロードウェイ四階炎上騒動」の争点のひとつである「通路側ディスプレイ」。
禁書房は「通路側ディスプレイ」から既にアダルトパッケージが並んでいます。(値札やポップで胸などは隠れていますが、一部古い本などは乳房が隠されていない状態です。)

つまり、「外からどう見てもアダルトコンテンツを扱う商品が見える」状態。
では、同じく(一応)18禁商品を取り扱っていた、なんやはどんな見た目だったのでしょうか?

(まんだらけなんや公式Twitterから引用)

これは「まんだらけ 変や」スタッフがなんやを営業させた日のツイートです。
日替わり商品とのことなのでもちろんこの日だけの見た目であることも考えられますが…。

(ブログ 三十路オタクの世界さんより引用)

この写真を見る限りでは、少なくとも通路側のガラスショーケースや吊り下げられた液晶ディスプレイは「なんや時代にはなかったもの」だということがわかります。
確かにホラー系の絵が飾ってあったりしますが、外から見てアダルトコンテンツが見える状態ではなさそうです。

ブログにも書かれているので、
「店員が毎日変わること」
「(毎日店員が変わるので)商品も日替わり」
ということは正しそうです。

ちなみに、「DEEP館」が店員を務めた日の、同人誌を取り扱っている時の画像も見つけました。

(まんだらけ なんや公式Twitterより引用)

…これと禁書房、比べちゃダメなくらい外から見えないだろ、この陳列…(お気持ち)。

(追記) 
Twitterでこんなツイートを見させていただきました。
なんやに行ったことがある方の体験談(画像付き)です。
正直、確かになんやの記憶がほぼないぼくがこんな記事を書くのもどうかと思うんですが、どうやら長文を書ける中立派があまりにも少ないっぽいので…(なんか見た)(お気持ち)

しかし、この方の体験談は非常に明確で参考になりました。
特に「アダルト物は店内の片隅にいつもあった。確か右側通路の下の方。で、セールになると店頭に積んであった」との言葉がすごく参考になりました。
ダンボールの件は何故食い違いが起きているのかよくわからないので、わかり次第追記したいと思います。
hoshinoruri様、この度はありがとうございました。

ディスプレイについて、本当は怖い中野ブロードウェイさんにも話を伺ってみました。

ダンボールを2個ずつ積んでいたということで、ある程度自衛していたのかもしれませんね。

と、考えるとです。

「まんだらけ なんや」と「まんだらけ 禁書房」は全くの別物であり、基本的になんやは店舗の見た目が18禁ということはなかった、という結論にぼくは至ります。

なんやの営業時間について

先程のツイートにもあった通り、なんやの営業時間は極端に短かった様子です。
これは、最初の画像にある「Spank!営業中のスナップに写りこんだシャッターの閉まったなんや」という不思議な状態の答えなのではないかと考えます。

どうやら、なんやの時代から「完全な共存」はできていなかったようで、「なんや側の顧客のホームレスが開店待ちしていた」なんてこともあるらしいです。

ここまでのまとめ

・なんやは商品と店員が日替わりだったため、アダルトコンテンツを取り扱う日としない日があった
・なんやTwitterを見る限りでは商品は全年齢対象コンテンツ(主にサンリオ、セラムン、戦隊モノなど)ばかりだった
・日によってはなんやにラブドールや18禁同人誌が置いてある「こともあった」
・通路側のガラスのショーケースと店内の液晶ディスプレイが設置されたのは禁書房からで、なんやの時はなかった
・なんや時代に外から見える商品は全年齢対象のものだが、不気味なホラー系イラストなどもあった。
・通路側に18禁同人誌を見えるようにディスプレイするようなことは、なんやTwitterを見る限り見られなかった。
・なんや時代は入口にダンボールを2個ずつ積んで壁にしており、営業時も中が見えないように配慮されていた
・営業時間が極端に短く、合計でも1日3時間くらいだった

結論

なんやは禁書房とは異質のもので、基本他のまんだらけと変わりのない「全年齢向けコレクターショップ」であったが、アダルトコンテンツも取り扱っていた

になると思います。

正直に言うと、なんや自体本当に「なんや?」といった感じで謎に包まれていたので、この結論が出て割と満足しています(お気持ち)
また、サンリオ商品なども扱っていてSpank!ともそこまで相性が悪いとは思えなかったため、ただただ、
なぜ前なんやだったそこに禁書房を建てたんや…?
と疑問に思っています。(まあ場所なかったんだろうけど)

この場を借りて、ぼくの質問に対してとても丁寧に答えてくださった「本当は怖い中野ブロードウェイ」様にお礼を申し上げたいと思います。
この度は誠にありがとうございました!

おわり!!!!強制閉店!!!!!!

サポート頂いた分は、手数料を除き現在「Spank!」のネットショップに全額使う予定です。