生徒「先生俺大学に行くのやめようとおもいます」 先生「どうした、なにかあったのか？」 生徒「はい、実はやりたいことがあって、一生に一度しかない人生、夢を追いかける事に しました」 先生「そうか・・・まあでもお前が決めた道だ、頑張れ」 生徒「はい、ありがとうございます」 先生「もし良かったらなにがやりたいか聞いてもいいか？」 生徒「・・・・・・先生、俺、棚卸しをやってみようかとおもってます」 先生「・・・棚卸しか・・・正直先生反対だな」 生徒「
弘子「直子、大丈夫だよ。直子なら絶対言える。」 直子「うん・・・・でもやっぱり私自信が無い・・・・・」 弘子「自信を持って直子。直子はできる子なんだよ。何だって出来るんだよ。」 直子「ありがとう弘子。でも私そんなんじゃないから。弘子は私のこと買いかぶりすぎ。私は何も出来ないどうしようもない不器用な女なの。常に誰かに寄りかかってしか生きていけない女なの」 弘子「そう・・・じゃあお店でよっか？」 直子「えっ・・・・」 弘子「言えないんでしょ？何も出来ないもんね、直子は
激しく降り注ぐ雨。 小さなお店の屋根の下で雨宿りをしている木部優子(28)。 そこに小田正人(31)が鞄を頭の上に翳し降り注ぐ雨を凌ぎ、 小走りでやってっくる。 小田正人「ふーっ」 ポケットからハンカチを取り出し顔を拭く小田正人(31)。 木部優子「すごい雨ね」 小田正人「あっ・・・はい、本当ですね。いきなり降り出したんで参っちゃいましたよ」 木部優子「・・・・・」 小田正人「少しでも雨が弱まってくれればいいんですけどね。」 木部優子「・・・・・抱きたいん
