iPhoneで画像を撮って、heicが溜まってしまった時になんとかする

はじめに

最近のiPhoneで画像を撮ると、デフォルトではheic拡張子の画像ファイルで保存されて、windowsPCとかで見るときに困ることがある。
僕は同僚に画像を共有しようと思って、困った。

どうしましょう?

自分のPCにheicの閲覧環境を整えるのはともかく、付き合いがある人全員に整えてもらうのは面倒くさい。なのでimageMagicでjpgに変換してしまおう。

準備①imageMagicインストールしてみよう

https://imagemagick.org/script/download.php#windows
から、ImageMagick-7.1.0-18-Q16-HDRI-x64-dll.exeなどの一番新しいやつをダウンロードして、実行してインストールします。

画像1

画像の変換とか、編集とかいろいろ変換出来る凄いやつです。実行すれば普通にインストールされます。

画像2

インストールすると、Image Magic DisplayなるGUIのソフトがWindowsのメニューから起動できるようになりますが、複数の画像が処理出来なかったり、いろいろ不便です。

準備②バッチ実行で一括変換される環境を作る

たとえば以下のフォルダとファイルを作ります

画像3

C:\tool\photo\input:heicを置くフォルダ
C:\tool\photo\output:jpgに変換されたファイルが置かれるフォルダ
C:\tool\photo\heic2jpg.bat:変換実行するバッチファイル
バッチファイルの中身には以下を書いておきます。

@echo off
for /r c:\tool\photo\input %%f in (*.heic) do (
"C:\Program Files\ImageMagick-7.1.0-Q16-HDRI\magick.exe" %%f %%f.jpg
)
move c:\tool\photo\input\*.jpg c:\tool\photo\output

c:\tool\photo\inputに入ってるheicファイルをmagick.exeで一個ずつjpgに変換して、変換が終わったらjpgをoutputに移動する処理が書かれています。

使ってみよう

inputフォルダににheicを放り込みます

画像5

heic2jpg.batをダブルクリックして実行します

画像4

jpgに変換されたファイルがoutputに書き込まれるので、あとは好きなように

画像6

フォルダパスとかファイル名とかは使いやすいように、調整してね。



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