今回の京都旅行は次女の希望だったの

将来、芸術と比較宗教学を勉強したいと思っている彼女にとって後から振り替えって印象に残る様な旅に...だって次回、いつ行けるかわからないじゃない...お母ちゃん張り切る瞬間だわよね

ということで京都に住んでた京都通のお友達に色々と聞いてかなり濃い計画を立ててたの...
それこそお土産買うスポットから何食べるか、どこにお参りするかなどなど全部含めて

早朝の新幹線で最初の神社に到着したのは朝の8時台
参拝者も少なく桜も満開で
次女の希望もあって山頂まで上がりお参りした帰り道。下山途中に反対方向の登山口をチラッと見て二人で絶句
もうそこはまるで(竹下通り)の様にぎゅうぎゅうに人が並んでいたの....
平日の京都ってこんなに混むんだ！という事実に

1日バス電車に乗り放題のチケットを買ってあって次のお寺を参拝した後に、そのお寺の前でバスを待っていたら....
ご近所に住んでらっしゃるというお祖父様に声をかけられた
(この時間のバス　多分、めちゃくちゃ混んでて乗れないと思うよ)
そう言われて、その時に目の前に停車したバスはやはりぎゅうぎゅうの缶詰状態でとても乗れる雰囲気ではない

そのお祖父様は(これから用事でタクシー乗るから貴女達の行きたい場所まで乗せてあげる)と仰ってくださったのでお言葉に甘えさせて貰った

この方、所謂　昔ながらの京都の町屋にお住まいだそうで...ここ数年はお家の縁側で寛いでいると勝手に門の中を開けて庭まで入ってきて写真を撮る観光客までいるそうだ
(お嬢さん、おちおち昼寝も出来まへんで....)
そりゃあそうだ

全く同じ様なことを去年、お宅を借りていたフィレンツェのマダムが仰ってたっけ...そういえば

そのお祖父様ととっても楽しくお喋りして祇園でおろしてもらい昼食を食べた後でわたしは今回の旅の計画を全て一旦白紙にしたの

ここまで混んでるのは想定外だったから...
早めにホテルにチェックインしてゆっくり休んで夕方からお散歩開始
ノープランでぶらぶら歩いて、偶然ライトアップしてる物凄く美しい庭園に辿りつき
(この神々し過ぎる桜！)

そこから歩いてたら黄金の鳥居の神社に遭遇したり(なんと庭園も神社も貸し切り)

かなり歩いて方向感覚がなくなったのでタクシーに乗ったらその運転手さんがとても素敵な人で
(声が柔らかく、全ての神社仏閣を様付けてリスペクトしてお話しする方で)
その方が少しだけメーターが上がるけれどライトアップされた名所を通過してホテルまで帰れるというのでお願いして遠回りしてもらい優雅なドライブ
彼から(空いてる見所)を教えて貰い二日目の予定も全部白紙に戻したのでした　うふふ

京都の旅の途中で本当にたくさんメッセージを頂いた！
それが面白い事に全部(人生の岐路での選択)のテーマで

例えば北米中心に就職活動してたらアジアからオファーがあった

とか

自分が思いを寄せている人ではない人からアプローチされた

とか

予測外の妊娠など

まさに京都にて(自分の建てた計画　無駄ではなかったけれど、実際のところ計画通り進んでたらめちゃ苦しい旅になってたのは明白)
体調と相談しながらその場の流れで(ええ塩梅)を見つけていく方がずっと楽ちんで楽しいよ
サプライズもあるよ！
ということを実感していたので

お返事の根本は全部わたしだったら
go with the flow(流れのままに)

自分が計画してる通りに進むのが(正解であり幸福)であると決めつけないこと！
チャンスが目の前に来たらサクッと乗ってみる
(乗ってみて違うと思ったらサッと降りればいいだけの話じゃない？)

唯一、計画しててよかったのは毎回凄く行列してるお菓子屋さんが(予約)できるという事

午後取りに伺いますみたいな緩い感じで予約してると一時間以上と思われる行列もしなくてもいいの
しかもその場で追加注文も出来ちゃうので
こういう(お得)は使うべきだと思うのよね

ちなみに次女がサッと列の前を通過しただけで行列中の怖いオバサマ連中に
(ちょっと、お嬢さん！並びなさいよ)ってイキナリ怒られて彼女はビックリして凍りついちゃったの

そうしたらお店のちゃきちゃきのおじさんが
(この方は予約されてるので優先です！)ってその怖いオバサマに立ち向かってくださった

以外にこういうサービスが嬉しかったりする
もう絶対、毎回京都でここで買い物するって決めた瞬間だわね　オホホ