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特別ゲスト登場!「ことばの日」コンセプト作りに没頭!

はじめまして!「言葉の企画」の企画生、成江美里です。


先月開講された、電通コピーライターの阿部広太郎さん主催の講座「言葉の企画」。
その企画生による課外活動「ことばの日を作ろうプロジェクト」が5/27より始動しました!


「ことばの日を作ろうプロジェクト」とは、「言葉の企画」が開講された5/18を「ことば(5+10+8)の日」という記念日にしよう!という趣旨で企画生の1人、立山紫野さんが発案した企画です。


第1回目の講座で、企画生から多くの「この企画実現したい!」という支持を得て実行に移されることになり、現在チーム内で着々と進めています。


「その過程を発信していこう!」ということで、「ことばの日を作ろうプロジェクト」はnoteにて随時記録を綴っています。

今回は、2回目のプロジェクトミーティングが実施されたのでその様子をレポートします!


第2回「ことばの日を作ろう」プロジェクトミーティングレポ


【目次】
スペシャルゲスト
各テーマのアイデアを集める
記念日調査結果の共有
コンセプトメイキング


第2回ミーティングは、6/15(土)「言葉の企画」の講座後に実施しました。

みんな、濃厚な2時間の講座で集中し切ってお疲れでもおかしくないのに、すごくパワフル!
前回を大きく上回り、33名の企画生が元気に集まりました!


まずはプロジェクトリーダーの立山さんから。

立山さん「“みんなで楽しむ”を大切にしたいです。みなさん今日も全力で楽しんでください!」


「楽しもう!」

これは彼女が本当に何度も何度も言ってくれる言葉。
気負いせず、楽しむこと、その大切さを開始早々に思い出させてくれます。


そして実は今回…、スペシャルなゲストにお越しいただきました!



一般社団法人 日本記念日協会の代表理事、加瀬清志さんです!


一般社団法人 日本記念日協会とは、企業、団体、個人などが設けた記念日の認定・登録や、PR、研究、また、記念日のカレンダーや事典なども刊行されている団体です!


「ことばの日」は、この日本記念日協会への登録を目標に動いています。

プロジェクトリーダーの立山さんが加瀬さんと連絡のやり取りしていたところ私たちの取り組みや想いに共感してくださり、今回ご見学に来てくださることになったのです…!(感動)

なんと長野県から日帰りで…!(感激)(太字!)


そんな加瀬さんからも、お言葉をいただきました。


加瀬さん「皆さんの企みは素晴らしいと思う。

でも、素晴らしいで終わったらだめ。カタチにして初めて企画が生きます。

だから、カタチになった時は全力で応援します!」


企画生「おおおぉ〜〜〜!!(拍手)」


加瀬さん「皆さん、簡単に考えてる人はいないと思うけど、(記念日を作るって)すごいことなんだよ?

5/18が本当にことばの日になったら、毎年ことばの日という日が来て、
それは5年、10年、15年後もずっと続く。

でもそれで「ことばの日ってあったな…」で終わっちゃうんじゃなくて、
ことばの日にこんなことをしよう、と続けていくこと。それが文化になる。

記念日作りは文化作りだから

体験を共有するため、人の記憶に残り続けるために、記念日は作るんだよ。」


加瀬さんの熱い言葉で、空気が変わります。


私たちはただ、「○○の日」という日を作ってるんじゃない。
「人の記憶に残り続ける文化」を作っているんだ。
「ことばの日」をきっかけに、人の意識、人の習慣、人の人生を変える可能性もある。
それはきっと、世の中を変える力にさえもなるかもしれない。


改めて、私たちは大きなことを成そうとしているんだと、企画生の背筋が伸び、目の色が変わります。

そうして企画生が同じ方向を向き出したところで、ワークショップスタート!


各テーマのアイデアを集める


【ワークショップの流れ】
1. 書き出す
2. 張り出す
3. グループ化する


「ことばの日」は、どんな記念日になったらいい?

母の日は、母に感謝を伝える、カーネーションを贈る。
そんな文化があるように、ことばの日があることでどんな文化ができたらいいだろう。

ということで、今回のミーティングでは「ことばの日」の企画の元となるイメージやコンセプトをワークショップ形式で考えます。

1.  書き出す


まずはチームに分かれて、「ことば」「記念日」「イベント」「ことばによる原体験」をテーマに、みんなのアイデアを整理するため付箋に書き出します。

タイマーを10分に設定して、スタート!

集中する企画生。

部屋の中が静まり返り、ペンの走る音だけが聞こえてきます。


・・・そんな中、

「残り2分です。」

タイムキーパーをしてくれた鈴木勇輔さん

彼の特徴は、抜群の低音イケメンボイス。
そのイケメンボイスが綺麗〜に響き渡り、

「・・・受験か!(笑)」
「絶対、試験監督のバイトしたことあるでしょ!」
「様になり過ぎ!」

と、次々とツッコミが飛び、静かだった部屋にドッと笑い声が沸きます。


鈴木さん「え〜、残り1分です(照れ笑い)」

その声でみんながまたニヤニヤしつつも、もう一度集中し直して、タイムアップ。(楽しい…笑)



2. 張り出す

そうして集まった沢山のアイデアのカケラを壁に張り出していきます。



壁一面に広がる付箋。集まったのはなんと、695枚!!(すごい量…!)


その付箋を見ながら、

「いっぱい集まったね〜!」
「あ、これいいね!」
「これ書いたのあなたでしょ。色出てるね〜(笑)」

と、あちらこちらでワイワイと、笑いや感動の声が挙がります。


じっくり見てくださっていた加瀬さんにも、所感をお伺いしました。

加瀬さん「いや〜、人数の力はすごいね。

僕もTVの仕事していたときは、プロデューサーに番組のネタになるアイディアをひたすら出したけど、数を沢山持っていった時の方が採用されたね。(加瀬さんは元放送作家なのです!)

数考えると質が落ちるという人もいるけど、僕は数考えた方が質は上がると思うな。」


そんなお言葉から、仲間がいる強さを感じました。


3. グループ化する

集まったアイデアを整理するため、カテゴリー別に似たもの同士でグループ化します。

ここで、集まった一部をご紹介!

「ことば」のイメージ

「機能」 応援、慰める、祝う etc.
「気分」 元気になる、嬉しい、愛情 etc.
「媒体」 手紙、LINE、電話、本 etc.
「ことばによる原体験」のイメージ

「応援」 大丈夫、頑張れ、できっこないをやらなくちゃ etc.
「挨拶」 ただいま、ありがとう、自己紹介 etc.
「学生」 卒業式、合唱コンクール、朝礼、就活 etc.
「記念日」のイメージ

「印象」 明るくなれる、記憶しやすい、特別、目覚めが違う etc.
「行動」 デート、カタチに残す、当たり前を見直す etc.
「繋がる」 人と繋がれる、共通の思い出を持つ、1人だけでない etc.
「イベント」のイメージ

「場」 フェス、ミュージアム、総選挙、授業 etc.
「伝える」 告白、手紙を贈る、ビデオレター etc.
「つくる」 ことわざを生み出す、出版社とコラボ、好きなことばサイト etc.


記念日調査結果の共有


「既存の記念日を参考にして、登録が承認された秘訣や根付かせるコツを探ったり、発想を広げよう!」

ということで、実は事前にみんなで記念日調査をしていました。

その結果をみんなで確認します。


記念日調査リーダーの松本秀平さんが、調査結果を元に得た見解はこちら!

起案元は企業が多い。
ただ、必ずしも商品の宣伝ではなく、 純粋に文化を普及するCSR(企業の社会的責任)発想のものが散見された。
内容は面白いのに浸透していない記念日がいくつかあり、

①コンテンツの質(思わず参加したくなるか)
②発信する範囲(一部の人だけに閉じていないか)
③継続性(年に1度だけ・1回限りじゃない)

に厚みを持たせないと、なかなか根付かせるのは厳しいのかもしれない。

これらの記念日や松本さんの見解を参考に、コンセプトを考えます。


コンセプトメイキング


アイデアも整理され、他の記念日から見解も得られたところで
ミーティングは終盤を迎え、「ことばの日」の企画コンセプトを考えます。

【ワークショップの流れ】
1 . 書き出す
2 . 張り出し、投票する
3 . 票が集まったコンセプトをグループ化


1 . 書き出す


A4用紙が配られ、1人1人、とっておきのコンセプトを練り出します。

「う〜ん、難しい〜」と苦しむ声も上がる中、時々、加瀬さんが記念日に関するウンチクを交えてアドバイスをしてくれます。

(ありがたい…!泣)


2 . 張り出し、投票する


そうして集まったコンセプトを張り出し、「これ、いい!」と思うコンセプトに、シールで票を入れていきます。

本当にどのコンセプトも良くて、みんな投じるまで時間がかかっていました。


4 . 票が集まったコンセプトをグループ化


票を獲得したコンセプトを洗い出し、先ほどのイメージアイデアと同じようにカテゴリー別にグループ化します。

では、各グループ上位3位を紹介します!

贈る


・「ことばのブーケを贈る」 つまり手紙を書く日
・「ことばを贈る」
 ものやお金もあげなくて良い。ただ1年に1回、あなたの大切な人、周りの人に一言ことばを贈ろう。
・「大切な人とことばを交換する日」 
一方向ではなく。父でなくても母でなくても良い。友だち、恋人、となりのあの人。イメージとしてはキットカットのうらにひとことメッセージを書くくらいの。


大切にする

・「1年間でもらっていちばんうれしかった言葉を募集、発表する日」幸せのおすそわけ。
・「言葉を愛す日」 言葉を大切にする、感謝する、立ち止まって考える。1年に1度、言葉への感謝を表す1日にする。
・「ことばは自由 〜ことばの伝え方を考える ことばを伝える〜」


体験する、遊ぶ、エンタメ

・「ことばをつける」 ex 身につける、着るとか ex 名付ける ex くっつける シール?
・「言葉と遊ぶ日」 ・色々な言葉に触れる機会を・ひらがなの積み木とか?・暗記パンとか?
・「ことばをあつめる」 →七夕みたいにかざるのか… →暗記パン食べる?いや、食べものを口いっぱい入れて並に話せなくしてみるとか…??


これらのコンセプトを元に、各自「ことばの日のコンセプト」と「具体的な活動内容(イベント)」を企画し、次回ミーティング時に投票をし具体的に進めていく予定です!

一体どんな企画が生まれてくるのでしょうか?
お楽しみに!!


こうしてミーティングは終了!



長野へと帰られる加瀬さん。
最後に、

加瀬さん 「みんなが一生懸命やっているのを見て、“なんだってできる!”という風に思いました!

力になりたいから、なんでも言ってください!

ほんとにすごい楽しかった!」

と、何とも光栄なお言葉をいだたきました!(涙)
加瀬さん、本当にありがとうございました!!



約3時間に渡った今回のミーティング。

終始その空間はとっても賑やかで、一体感が感じられました。


「世の中を変えるかもしれない取り組みをしていること」
そんな意識と熱い想いを持ちながら、この記念日作りを“みんなで楽しむ”。

この時間が、かけがえない大切な思い出として私たちの記憶に残っていくことはきっと確かで、そう考えると「もう、今日という日が記念日じゃん」と思いました。


(企画生の1人が作っていた「ルマンドタワー」。笑)


長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました!


「記念日を使った文化作り」

これからも楽しく頑張ります!!
温かく見守っていてください!


PS.

「ことばの日を作ろうプロジェクト」のより詳細な背景や概要について、そして第1回ミーティングの様子を知りたい方はこちらのnoteをご覧ください!

(第1回「ことばの日を作ろう」MTGレポート)


また、阿部さんと「言葉の企画」の企画生たちの活動の様子も
こちらのマガジンでみることができます。よければのぞいてみてください!


それでは、また次回のnoteで^^


ライター 成江美里
編集 坪田拓郎 河地真里
写真 中矢奏美


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