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「アレンジャーズ」「飛んでジム行く夏の女子」にも使われている“ネーミング”の極意。

2019/07/13、横浜みなとみらいのBUKATSUDOにて第3回の言葉の企画が開催されました!

言葉の企画とは、熱意溢れる企画生とコピーライターの阿部広太郎さんとともに、言葉とは何か?企画とは何か?を考え続ける全6回の連続講座です。

あっという間に3回目!当日の様子をレポートしていきます。

第3回目のテーマは“名付けの力”でした。

1.名付けることとは?

阿部さんが、名付けの過程のイメージとして見せてくださったのは、ろくろで器を作っているシーン。

このイメージを見ると、多くのひとは器に注目するけれど、土台も大事ではないかと思う。今は、大量生産・大量消費。ものがあふれる時代で、それにひもづく言葉もたくさん存在しています。その中で、名付けるときとき、その名前がないといけない理由、意思というのを重視しなくてはならないと思います。

その後、実際に阿部さんが手がけたお仕事の例を通して、名付けについて理解を深めていきます。

名付けをするとき、奥にある人の想いを伝える入り口になっているか、を意識しています。名付けという器を見たときに「!」があるとき、ひとは記憶に残りやすい。友人の名前の由来を聞いたとき、その人のことの印象が強くなるのと同じですね。

友人の名前の漢字の由来をきくと、その人への印象が一層深くなり、なんだか少し距離感が縮まったような経験が私にもあります。「どのような想いが込められたのか?」という問いは、とても大事だと気付かされます。

2. ネーミングの法則

続いて、先週の課題を見ながらネーミングの法則について探っていきます。

先週の課題はこちら。

あなたの周りでよく見かける事象について名前をつけてください

まず、阿部さんがネーミングを見る上で意識している3つのことが語られます。

1つめ まだ名付けられていないか?
2つめ それ、本当に言うかな?
3つめ 短く。強く。読みやすく。

次に、心に残るネーミングの5つの法則を企画生の課題とともに紐解いていきます。

1つめ 2つの単語をかけ合わせて新しい単語をつくる
2つめ だれもが知っている強い文脈をずらす
3つめ 見立てて名前をつける
4つめ すでにある名前に違う響きを求める
5つめ 真逆の言葉を同居させる

くわしくは、キャリアハックさんの記事でまとめていただいているので、ぜひご覧ください!

▼1度聞いたら忘れない「名前」の付け方

#1 ネーミングは「ヒアリング」から始めよう

#2 1度聞いたら忘れない「名前」の付け方

#3 記憶に残るネーミングの5つの法則

そして、今回もっとも多くの「伝わる!」を集めたのはこちらの名付けでした。

こちらは2つめの「だれもが知っている強い文脈をずらす」を生かした名付けでした。アベンジャーズというもともとある単語をつかい、思わず使いたくなるような響きを生み出せたことが、企画生の心に刺さったのではないでしょうか。

2つめはこちら。

おもわず「わかるわかる!」と言いたくなるような事象ですね。こちらも「だれもが知っている強い文脈をずらす」ことでつくられた名付けです。今まで現象としてはあったけれど、だれも名付けてこなかったことに注目できたことが多くの「伝わる」につながったのではないでしょうか。

3. チーム対抗で名付け大会!

続いて、グループをつくり、チーム対抗で2つの名付けのお題に取り組みます。

1:華の金曜日の真逆の仕事の始まりの月曜日。憂鬱な気持ちの時に気分が上がる名付け
2:あおり運転とは真逆のやさしい運転の名付け

頭を悩ませながらも、とても盛り上がる企画生たち。どのような名付けがうまれていくのでしょうか。

各グループから出たアイデアを見ながら、「いいな」と思った名付けに投票していきます。

遠隔で参加していた企画生も投票に参加していました!

さて、いよいよ結果発表です。より多くの心を掴んだ名付けは何だったのでしょうか?

お題1で、もっとも多く票を獲得した名付けはこちら!

お題2で、もっとも多く票を獲得した名付けはこちら!

どちらも口に出しやすく、言葉を聞いてパッとイメージができる名前ですね。

1人で考えてるよりも、話しながら考えた方が気づきが多く、さらに楽しく考えることができました。ネーミングだけでなく何かアイデアを考えるときには積極的に他の人と共有していこうと感じました。

4. 名付けとは、生命力を与えること。

あっという間にまとめの時間です。

名付けとは、生命力を与えることだなと思います。そのなかで対象への敬意を忘れたくない。少し意地悪な目線も時には大事だったりするのだけど、名付けの力で誰かを傷つけるようなことがあってはならない。名付けの力をポジティブな方向性で使えるように、気をつけなくてはならない。

SNSを見れば、誰かを傷つける強い言葉が並ぶことが日常茶飯事。言葉の力をプラスなことに使えるようになりたいと思った瞬間でした。

「名付け」という強力な武器を手にした第3回の言葉の企画。
次回のテーマは「記事を書く」です。次回のレポートもお楽しみに!

・・・おしらせ・・・

なんと!絶賛開講中の「言葉の企画2019」の特別報告会を下北沢B&Bにて行えることになりました!8/31(土)14時からです!

ライター・デザイン:オオカワラ チェリー
写真:小田周介

前回のレポートはこちらから▼

▼阿部広太郎さんの書籍「待っていても、はじまらない」はこちら↓

▼糸井重里さんをお招きして開催した「企画メシ」の特別イベントのレポートはこちら↓



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企画でメシを食っていく

「企画する人を世の中に増やしたい」という思いのもと、コピーライターの阿部広太郎が主宰する企画の連続講座。横浜みなとみらいの「BUKATSUDO」にて開講!2015年に開講。現在、5期生募集中です。企画で何かを変えたいと思う人が増えるだけで、世界の何かが変わると思う。

言葉の企画2019

言葉って何だろう?企画って何だろう?半年間、考え続ける。形にしてみる。BUKATSUDO連続講座「言葉の企画」にまつわるnoteです。
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