列島ききがきノート

列島ききがきノートは、10 代が「いのち」を見つめ直せるウェブメディア。自然と共に生きる人の取材記事、全国のライターが綴るエッセイなどを配信しています。書き手は高校生、大学生たち。テクノロジーが進化するほどに、肌感覚が恋しくなる。運営:列島ききがきノート編集部

第1回 都電で、女性運転手になりたくて

大学からの帰り道、課題のことばかり考えていた私は気分転換がしたいと思い、本屋さんに立ち寄った。そこで1冊の雑誌と出会った。

その雑誌は様々な形で鉄道に関わる女性を特集していた。その中でも私が普段遊びに行くときに使っている路面電車に、女性の運転手さんがいることを知った。

電車の運転手さんといえば、まだまだ男社会のイメージ。
なぜそんな仕事に就こうと思ったのか、どこにきっかけがあったのか、どんな勉

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2019年6月25日の新潟・山形

新潟県村上市
細井 幹子

書き手:細井 幹子(ほそい もとこ)
地域おこし協力隊として「朝日村まゆの花の会」に勤務。第3回聞き書き甲子園に参加し、北海道二風谷のアットゥシ織りの名人に聞き書きを行った。
アメリカのボストンで経営学を学び帰国。まゆの花に魅了され村上市の協力隊に応募し、現在3年目。まゆの花の魅力を多くの人に伝え、養蚕文化を生業として再び地域の産業にすることを目標に活動中。

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列島のおみやげ市はじめます

市をひらく

“現場”をつくりたい、今住んでいる東京にローカルをつくりたい。2つの思いから列島のおみやげ市をひらきます。

ただ、まあ細かいことは気にせず。地方の美味しいものを食べに、のんびりした空気感に触れに、編集部メンバーに会いに、近くを通りがかったから寄ってみたり。ゆるい理由で遊びにいらしてください。

第1回(7月24日)は静岡県菊川市のおみやげをどうぞ

初回のおみやげ市は、6月に編集部

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兼松さん17歳①:とにかく秋田を出たかった

おしゃべりが好き。自分のことを話すのも、相手の話を聞くのも好き。人と違うことをするのが好き。空海が好き。今は京都に住んでいる。兼松佳宏さんは、僕がインターンしているNPO法人グリーンズのWEBマガジン「greenz.jp」の元編集長でもある。

僕はgreenz.jp元編集長としての兼松さんは知っているが、それ以外の兼松さんのことはいっさい知らない。ワークショップやイベントでは、これでもかという程

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2019年6月5日の北海道・愛媛

北海道勇払郡
大黒 朱梨

道路に飛び出してくるエゾシカとの戦いから一日が始まる。ゾンビ映画のようにうろうろ。スリルで目が覚める。
昨日は失敗続きで、自分に対して腹わたが煮え繰り返るくらい悔しくて、もちゃもちゃ考え事をしながら出勤。飛び出すな、鹿!

車を降りれば職場までは森の抜け道。しれっと森林浴をしながら心を整える。空が青くて、吸い込む空気がおいしい。単純だからそれだけで、今日も愉快な同僚と1

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ニューヒーローを探すよりも。

「お茶のまち静岡県・菊川市」は春から茶摘みの最盛期を迎えます。霜は降りていないか、雨は大丈夫か。天候に左右されやすい収穫作業は神経をすり減らします。何より、春の一番茶は、1年の稼ぎを決めると言われるほど大切な存在。

そんなお茶のまちの市役所には「茶業振興課」があります。あまり聞いたことがない部署ですよね。それだけでなく、全国唯一、茶業科のある高校まであったようです。しかも、給食の時、子どもたちは

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