Kazamidoriロゴ制作のプロセスまとめたったー【前編】

おはこんばんにちわ!
久しぶりのデザイン系の投稿になります。

今回はUIUXではなく、VIデザインの一つであるロゴデザインをさせていただく機会があったので、今回時間はあきましたが改めてまとめてみたいと思います。

さて、ロゴデザインさせていただいたのは、幼児教育の事業をされているNPO法人(申請中)Kazamidoriさん。
機会をいただき&noteにまとめさせてくださりありがとうございます。
ほとんど友人がやっていて、もともと自分がデザインをやっていたから声をかけてくれてそこからロゴデザインの旅が始まりました。。

今回はちょっと長めなので、2回に分けて投稿したいと思います。
まず前半は以下の目次の太線です。

・VIとはなんなのか?
・ロゴ制作にあたってしたこと
・クライアントとのやりとり
 1:MI、BIを聞く
 2:イメージの共有

・実際のロゴ制作
 1:ラフ案だし(フォント・モチーフ)
 2:データ化
 3:ガイドラインの作成
 4:納品


VIとはなんなのか?
こちらの記事を参考にさせていただく)
まずはじめに、わからない人もいるかもしれないしわかっている人には改めて、、
VIとはヴィジュアルアイデンティティの略であり、主に会社の理念や特性をとあるイメージに落とし込み社員の意識の統一やブランドイメージの統一を行う戦略(これはCI、コーポレートアイデンティティと言う)の中の一つの要素です。

CIと言う戦略の中の、VI、と言う位置付けが正しいカモです☺️

CIは、
・MI
マインドアイデンティティ。理念の統一。
・BI
行動の統一。OLPとかがこれに当たるのかな?
・VI
ビジュアル・視覚の統一。

の3つで構成されています。
今回作らせていただいたロゴは、CIの中のVIに当たる作業になります。


ロゴ制作にあたってまずしたこと
ロゴを作ろう!と思っても、まず自分はロゴがっつり作ったことないし、誰かに教えてもらったわけでもないし、どないしよ!
ってなった時に、まず考えたのが、ロゴと言う概念の考え直しです。
これをすることで、この後実際にロゴを作り出す時の注意することやガイドラインに載せるべき内容がわかったりするのでとてもやってよかったと思います。
実際に考えたのを思い出せる限りでまとめてみると、


・ロゴってなんで作るんだっけ?
・ユースケースは?
 ー媒体、形式、サイズ、背景色など
・誰のために作るのか?じゃあそのためだったらロゴはどう在るべき?
・10年、20年先も使ってもらえるロゴってどう言うもの?


などなど。
この辺りは色々調べたり本を読みながら考えました。
大事なのは、ここではクライアントの意思とかは関係なく、ただ、ロゴとして最低限どう在ったらいいのか?と言うことを自分がちゃんと理解することです。
そして、ここで考えたことを元にクライアントさんに対してマストに答えていただきたい質問とかをリストアップしたりもしました。


クライアントとのやりとり
Kazamidoriさんの場合、CI全体と言うよりもVIのロゴだったので、ある程度向こう側にはもうコンセプトや理念のイメージはできていました。
全体的な流れとしては、MI、BIを聞き、イメージがもしできていればそれを聞くorできていなければMIBIをききながらこう言うイメージがいいんじゃないか?とかを話し合います。この時に話すことは具体的な例をあげると、

・MI、BI
・それらを達成するために実際やろうとしていることと、その順番。(経営戦略や事業計画書があれば共有していただく)
 ーこれを聞くと、ユースケースが明確に絞られる。
・どうしてそれをやるのか
・今後もメンバーを増やしていく予定はあるのか 
 ーメンバーが増える場合、とそうじゃない場合でロゴのもつ力を変えていく必要が発生する場合もある。
・社外的に向けたロゴか、社内に向けたロゴか?
 ー上記のメンバー問題含め違いがわかっているクライアントは少ないので、ちゃんと説明する!
・どういうものには見られたくないか?
・競合他社との違いは?
・登場人物は誰なのか?

などなど。
ここの作業が実は本当に大切です。大切な理由は


 ・ここでとことんイメージについて話し合わないと、完成イメージがずれてお互いアチャチャな結果になる。
 ・ユースケースがわかることで、より汎用性の効くロゴを作れる
 ・意味のある、計画的な、デザイン性(ここでは機能性とも言えるかも)の高いロゴが作れる

なので、イメージを考える前に、もしくはクライアントの中にイメージがあったとしても、もし可能であればこの辺りも探ると120%の仕事ができる可能性が上がります☺️

ロゴデザインの案件をいくつかさせていただきましたが、
多分、私の憶測ですがロゴを作る段階で、コンセプトや理念ががっちり決まっている会社は多くはないかと思っています。決まっていると思っても、いくつかキークエスチョンをするとわからなくなったりするので、ここは一緒に考えていったりするといいかもです。時間はかかりますが、その分両者納得のいくものが作れ、何年先も使えるものができるかと思います☺️


今回のロゴ制作案件でも、ここの時間はすごく使いました。
最初の方はKazamidoriだから風見鶏をいれたい、とかイメージ的には優しい緑かな、とか具体的なところまで考えてくださっていました。
でも話し合いを進めていくうちに、
そもそもの理念やコンセプトに立ち返るとKazamidoriはいらないんじゃないか。そもそも名前にも入っているし。
社外的に見せるものではなく、社内の意識を常に原点に立ち帰らせるものであった方がいい。
カラーも最初は統一せずに考えた方がいいんじゃないか、とか幼児教育だから可愛いらしい感じを出すのに一色ではない方がいいかも。
などの議論が進み、どんどん方向性は冴えていきました。

また、議論外でも考えていた中で
今回は幼児教育と言うことなので、将来的には施設も作るし、それまではメディア事業・RnD事業もするからしっかりした印象も与えたいから可愛すぎず、お固すぎない、とのことでしたので


 ・リアルプロダクト・建築を作った時にも汎用性が高いもの
 ・企業としてのゴールを表したもの。名刺などで常に持ち歩くものなので、気持ちを原点に帰らせてくれるロゴである。
 ・親子を中心にしたい。
 ・可愛すぎず、お固すぎない。

などなど、このように議論に議論を重ねながらベースを尖らせていきました。

また、少し脱線しますが
クライアントと話しながら自分でも「そうだな!」と思ったのが、ロゴの意味についてです。
クライアントと議論をする中で
「うちはコーヒーメーカーだからコーヒー豆をロゴに入れたい」
「うちは服屋だから服っぽいモチーフをイメージしてほしい」

とかこう言うのめっちゃあるかと思います。
明確にこのように意思があるとこちらも作りやすいので、嬉しいです。
ただ、時と場合によっては、この固定観念は無くした方がいい場合もあることを今回勉強しました。
ユニクロのロゴには服はかかれていますか?
ネスレのロゴにコーヒーの豆はかいていますか?
くもんのロゴには鉛筆とノートはかかれていますか?

企業の将来の成長展望によっては、その企業やっている事業内容を代表するようなものは入れる必要がない場合があります。

なぜなら、
ロゴと企業は二人三脚だから。
ロゴの意味に立ち返ると、「BI、MIをイメージで表し、統一するもの」です。
会社の理念や、コンセプトを映し出す鏡のようなもの。
つまり基本的には社内に向けたものだと思うんです。
ただ、世の中には会社がめちゃくちゃあるので、名刺をもらってもしばらく時間がたてば、「んーこの会社なんの会社だっけ?」みたいな感じになってしまう。そしてそれの解決策をロゴに委ねている。世間的なロゴの役割の認識も、そうなっていがち。

一つ、それにも利点はあります。それは、その企業が中小企業や個人経営の小さい会社の場合です。「将来会社を大きくしていく予定はないので、クライアントが見たときになんの会社わわかる、と言う機能を大事にしたい」と言う理由がある時はそれでもいいと思います。

ただ、仮に
「将来的に大きな会社にしていきたい。社員もどんどん増やしたい」
「日本の人口の半分以上は知っている会社である」
などの場合、果たしてロゴがその会社の事業内容を表している必要はありますでしょうか?
先も述べましたが、ロゴと会社は二人三脚です。
会社の成長にロゴは追いつかないいけないし、ロゴに会社の成長も追いつかないといけない。会社が成長するにつれ、その会社が何をやっている会社なのかは自ずと知っている人が増えていきます。そうなったときにロゴが表すべきなのは、
事業内容ではなく、原点に立ち返りますが
事業内容だけでは伝わりづらい、もしくは事業内容の根幹である理念やコンセプトいわば会社のゴールを表す必要があるかと思います。
ロゴって何年先も使うとか、企業の顔とか、大仕事みたいに思えますが吹奏楽で言えば、ピッコロみたいな、うどんかける胡椒みたいな。。

事業内容などでユーザーに伝わっているふわっとした、ユーザーから見た企業のイメージを、ロゴでピリっと引き締める、ちゃんと伝えることが大切な役割なのかなと感じました。それはつまり、企業が理念やコンセプトに乗っ取って手に汗握りながらここまで事業をすすめてこれていたと言うまぎれもない事実であり、
ここで初めて、企業のゴールが達成に近くのかなと!
そのフィナーレの場面に、このロゴが、ふさわしくあるように作っていくことが大切。
ここのお話はクライアントさんとお話していて一番お互いが刺さったところだと思ったので、長くなりましたがまとめさせていただきました。(そして、この話をちゃんと聞いてくれて納得してくれたKazamidoriの皆さんにも絶大な感謝を。)


ここで一旦前編は終了です。
後編はまた後ほど書きます☺️

===追記===
後編の前に中編を書きました。
Kazamidoriロゴ制作のプロセスまとめたったー【中編】


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ふぶきち

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コメント3件

めっちゃ勉強になるわ
後半楽しみ
ありがとうございます!! つづります!
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