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松下洸平ライブCANVAS2022記録③大阪:第2の故郷は青い海

〇はじめに

KOUHEI MATSUSHITA LIVE TOUR 2022 〜CANVAS〜大阪公演
大阪愛にあふれた2時間でした。
会場となったオリックス劇場は、今回のライブツアーで一番大きなホール。
観客席は、「裏起毛ガールズ」の青いパーカーとペンライトの青い光で、さながら海のように洸平さんから見えたはず…壮観だったと思われます。
現在の快進撃のきっかけとなった朝ドラ「スカーレット」を撮影していた大阪。
洸平さんは第二の故郷だと言いました。
これまででMCも一番多く、大阪ならではの話も沢山ありました。
ここでは、大阪公演で特徴的だったMCを中心にまとめます。覚えきれず、曖昧な記憶も多いし、順不同なのも大目に見てくださいw 雰囲気が少しでも伝われば…

※セトリやバンドメンバー、MCの流れなどは、初日から変わっていません「記録①仙台2days」に詳しく書いてありますのでご参照ください ↓

1、大阪公演概要

1月16日(日)
オリックス劇場:1〜3階2400席
17時開場、18時開演。2時間強

16時20分ごろ私は会場に着いたのですが、会場前の公園に既に多くの「裏起毛ガールズ」(洸平さんが名古屋公演で命名!)たちの姿が。ほどなく係員によって整列することになりましたが、街中にある劇場なので歩道を行列が占領することになり、通行人の妨げになることも。行列が公園の方まで伸びたこともあり、開場時間より早い16時半ごろには会場内に入れました。ホールには入れずホワイエまででしたが良かったです。
機材トラックも会場裏の狭い狭い通路にちんまり停まっていました。

3階まである2400席の大きなホール。開演前に2階のトイレを利用した際、私は2階席に入ってみました。ステージも観客席もよく見えて壮観でした。
私は1階後方席で、やはりステージ全体と観客席がよく見えました。空席はほとんど目立ちません。
青いライブパーカーを着たファンが青いペンライトを振り、観客席が揺れるさまは、さながら青い海原でした。この光景を観た洸平さんは、本当に嬉しかったことと思います。そして、この光景を、洸平さんは自分で作り上げたのです。
私が名古屋公演の様子を書いた「記録②名古屋」で、「帰りの電車にも青いパーカーのファンがいっぱいいて、方々に帰っていくのがなんとも感慨深かった。それも洸平さんはイメージしていそう」といった旨のコメントを、ある方からいただきました。確かに、青いペンライトをバッグにしのばせ、青いパーカーを着た「裏起毛ガールズ」たちがそれぞれの家路につく様子は、「旅路」の世界観と通底していると感じます。
名古屋公演から披露したプロジェクションマッピングの素晴らしい演出。「そこには君もいる」と「旅路」で歌われているように、私たちファンの存在も加わっているのだと思いました。
洸平さんとバンドメンバー、スタッフさんたち、そして私たち観客も一緒になって作り上げたライブなんだなと思い、改めて感動した大阪公演でした。

※洸平さんが作り出した世界観、素晴らしい演出は、「記録②名古屋」に詳細を記しましたのでご参照ください ↓

2、大阪愛あふれるトピック

★「大阪ーーわっつあーっぷ!」
(What's up!  みんなどうしてるー?くらいの意味)
ライブ冒頭いきなり洸平さんは叫んだ。

そして、MCの最初の言葉は
「大阪ぁ!ただいまー」

さらに
「大事なことは2回言いますよ。大阪はこんばんはじゃないよね。ただいまだわ」
「大阪は第二の故郷。大好きだ」
などと関西弁で。

昨年のライブは大阪公演を3日間やっていて、その時も話していたエピソードを披露。
「洸平としてデビューして21歳の頃、茶屋町のショッピングモールのエスカレーター下のフロアで歌っていて、ほとんど聴いてくれる人もいなくて…でも今日はこーんなにたくさんの人が…!」

「1日じゃ足りないな。2days、3days、なんなら1週間!」

「昨日、名古屋でやったんですけどね、楽屋入ったらバンドメンバーがみんな騒いでるのにキーボードの晋さまがくらーい顔していて。携帯がないって必死で探して、たぶん新幹線だろうと。結局、携帯は新大阪駅でピックアップしてもらえてたんですよ。
新大阪があってよかった!なかったら携帯は福岡まで行ってたかもしれない!」

…などと、いろいろこじつけながらとにかく大阪愛を語っていました(*^^)v

★ご当地グルメに関しては今回は…
551の肉まんを2個食べたそうです!
「いま僕のお腹にいます」と可愛くお腹をさすりながら。
「それからあの有名なやつ…チーズケーキ……くるーとおじさんっ?」
惜しい!いや惜しくないか、一文字もあってないw 雰囲気は合ってるケド。
カンちゃんから
「りっ!」とヒントをもらって
「りくるーとおじさん? ん? くるーとおじさん?」など戯れ、
正解の「りくろーおじさん」がなかなか言えない洸平さんでした!

★64歳のつよがり
昨夏の再デビューの話。たくさんの音楽番組にも出て「Mステにも出たんだからっ」と、へへんって感じで可愛く。
「タモリさん、僕のこと、朝ドラの八郎さんだよね、と知っててくれたんですよ。……それ以上は話が続かなかったけど」などなど。

「つよがり」は長く歌い続けたい、という話から
「44歳、55歳、64歳でも…64歳の僕がつよがりで、この恋を最後の恋と〜って歌うの、どうですか?」と。

★再デビューしてから
「13年前にデビューしたときに一緒に仕事をさせてもらった人や、当時憧れていた人と今一緒にお仕事できたりしている。
点が線になって、その線が円になって…いつか還ってくる。そんな風に歌い続けていきたい」

このようなことを真摯な口調で話していました。

★ドラマ「最愛」について
「大輝がカッコいいと言っていただけてありがたいんですけど…僕が演じてるわけなんだけど僕じゃなくて、皆がカッコいいと言ってるのは大輝なわけで…ジェラス!なんです。
僕より先に大輝が行ってしまった感じ。
この感じは、僕は八郎さんで経験しています。八郎さんがすごいところに行ってしまって…」

俳優として演技が注目されることはもちろん嬉しいのだけど、松下洸平自身のこともしっかり見てほしい。そのためのライブだ、といったことを言いたいのだろうな、と思いました。

★カンちゃんとの掛け合い♡
「カンちゃんは僕のコーンロウやってた頃を知ってますよね?」
と、カンちゃんとは学生時代からの古い仲なんですよ、ということを紹介しながら。
「キャップをこんなに深くかぶって(顔が)見えないくらいだったのは知ってる」とカンちゃん。

「あの頃、シスコ(Sisqo)に憧れてピアス開けたりして。今はこんなんになってしまいましたけどね」と、いきがってた若かりし頃の思い出話。

さらにカンちゃんに、オリックス劇場には過去にライブをした方のサインが飾ってあり、橋幸夫さんや浅丘ルリ子さんら壮々たる顔ぶれなのだということを紹介したあと
「Boyz II Men も来たんだよね!この舞台に立ったんだよ!」
と興奮気味にカンちゃんに伝えると、お2人ともしゃがみこんでステージの床をなでなで♡♡
「この床は僕たちが持ち込んだものだから実際は違うんだけどさー」と言いつつも、愛おしそうに床をなでなでしてました♡

「僕はちいちゃい頃、母親に連れられて Boyz II Men のライブを観に行ったことがあって。横浜アリーナだったか、3階席で?  ちっちゃーく見えて、すごくカッコよくて。
あれが僕が音楽が好きだと思った最初かもしれない」

そして、音楽が大好きだという話から、「HEART」を昨年のライブに合わせて作ったことを話し歌につなげました(。•ᴗ•。)♡

★ちゅーちゅードリンク♡
ステージドリンクとして小さなテーブルにストローをさしたペットボトルが置いてあるのだけど、ステージが暗転している時はサッと飲みに行くのですが、ライトアップされているときは、ペットボトルを持って正面を向き、真面目な顔で、ドリンクをちゅーちゅー吸うのです。あまりのあざと可愛いさに、狙ってやってるとしか思っていなかったのだけど、今日は理由を話してました。
「僕ね、お客様にお尻向けるのいけないと思ってるんですよ。だから」と。
これはずっと舞台をやっている洸平さんらしい発言だなぁと感じました。でも、やっぱり狙ってるところもあるよね⁈

★カリスマ販売員☆彡
ライブ会場のグッズ売り場は、どこの公演でも長蛇の列。事前に購入しているのはよほどコアなファンだけだよね…
毎回、会場にあるライブパーカーは売り切れ。
で、トートバッグをカリスマ販売員さんがアピールするわけですよ。
前日の名古屋では
「世界のどんなハイブランドよりもいい!」とかなんとか言ってたけど、大阪でもバッグを肩にかけて
「世界で一番軽い!シンプル過ぎるほどシンプル!」と笑いながら。
でもCANVASのロゴが入っている方が見えてなくて、慌てて肩から掛け替えてました。
カンちゃんたちも「いま一番欲しい!」などと後押ししてました。
(実際、このバッグ、色もシックで私は普段使いしていてお勧めです)
バッグの中から、今治先生タオルも出してきたりなんかして、お茶目でした。

ところで、大阪公演は私は早めに会場に入ったので、昨年のハトハト(HEART to HEART2021 )の黒Tシャツを着て走り回っているスタッフさんたちを何人も見かけました。今回用にスタッフTシャツを作る暇はなかったのね…

★来られなかったファンたちへの言葉
「このような厳しい状況のなか、会いに来てくださって本当にありがとう…」と、会場のファンに感謝を伝えるとともに、いろいろな状況でここに来たくても来れなかった人のこともちゃんと話していました。
「会いたいなぁ。どうやったら会えるかなぁ」
そう言って、一瞬涙ぐみ、目が赤くなっていました。
「僕はやり続けるから。また来るから。だからまた会いにきてね」
……といったことを話していました。
年末までコロナ禍はわりと落ち着いていたのに、年明けから急激に感染拡大。昨年と同じ状況。今年はワクチン接種もほとんどの人が済んで感染者数は収まりつつあり、100%収容での開催です(昨年は収容率50%で、洸平さんは観客席を見て、「本当はこの倍の人が入れたんだよね」って残念そうに話していました、涙)。
でも、チケット当選で喜んでいたファンも、この急転直下のコロナ禍拡大の状況で参加を諦める人もおられました。
その悲痛な声が、洸平さんに届いていたんだなぁ。優しい人だから、ライブが100%収容で開催できることに喜びつつも、胸を痛めていたのだろうなぁと思う。
だから、20日のライブで生配信があることも早々に発表したんだよね。

★ラストラン☆彡
アンコールも終わり、バンドメンバーも一人ずつ退場、洸平さんひとりが残った。
洸平さんは、マイクなしの生の声で、会場に向かって「ありがとう」と言いまくる。
広いステージを走る、走る!大輝で走り込んでいたから余裕の身軽さ。左右ギリギリ端っこまで行き、さらに3階席までまんべんなく見て手を振ったから、近くのファンは歓喜していたと思う(ペンラの振り方が尋常ではなかった♡)。
最後にステージ中央に戻ってきて
「みんな大好きやよっ」と肉声で♡
ステージからはけるときは、投げキッスを両手でぶん投げてくれました(≧∀≦)

★衣装は仙台2日目と同じ、黒地に白い紐の飾りが着いているセーター。白いパンツでした。
薄いピンクのシャツバージョンと交互に着るのかな?

https://twitter.com/VictorE_osaka/status/1482914765194563584?s=20


オリックス劇場の裏側の細い通路にギリギリの幅で停まっていた機材トラック☆

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