TV中継を聞きながら食べた餃子の話
こんばんは。幼少期に餃子を作った記憶がありません。きょん です。
餃子を巡る時は、有名や気になる、教えてもらった、出掛け先で検索して見つけたお店などが多いです。
こういった方法以外に何かないものかと考えていた時に、友だちが1つ提案をくれました。
東京にはたくさんの電車の路線があるから、いくつかの路線の駅を全てメモに書いて、くじを引くみたいにして行くのはどうだろう?
上京して3年ほど経ちましたが、まだまだ行ったことのない駅があるので、その案は良い!と即決しました。初めての場所はわくわくして楽しい。
これまでと同じように気になるお店にも行きながら、東京メトロの中で住んでいる駅がある路線を含めて、まず3路線50ほどの駅から少しずつ始めていきます^^笑
第1回をしてみようとしたものの、ふと出掛け先の中華料理屋さんへ行きました。
「中華料理 華山」
東京都江東区南砂7-1-23
11:00〜22:00
月曜日休み
東西線南砂駅から徒歩2分
2階が華という居酒屋、3階が山というカラオケという名前のセンスがすきです。
昔ながらの近所の居酒屋という雰囲気があって、壁に手書きのメニューや一押しが書かれていたり、ほとんど座敷席が占めていることからも感じました。
ラーメンは480円なのでワンコインで食べられます。リーズナブルなお店。
名物はカツカレーラーメンのようです。牛すじの煮込みにもふんわりとカレーの味がしました。
生ビールと焼き餃子セット750円。
油でしっかり焼かれていた音が座席までしっかり聞こえたのちに、運ばれてきたのは丸っこくて小ぶりな焼き餃子でした。ビールがグイグイ進んですぐに2杯目を頼んでいました。笑
水餃子は、ラーメン丼ぶりにスープとともに入っていました。
ラーメンのように野菜とキクラゲを味わいながら、醤油ベースのスープと絡み合わせて食べる餃子が美味しかったです。時間が経つにつれて段々とワンタンのように更に柔らかくなるので、餡にスープの味が染み込んで味わい深くなりました。
一人前のラーメンを食べたような満足感があって520円というお得なお値段。
おそらく看板猫の大きなニャンコが座敷の隅っこで、毛づくろいしたり物音気にせずスヤスヤと眠っている姿に癒されながら、家で作ったようなやさしくて美味しい料理を味わっていると、あっという間に時間が過ぎていました。
料理をする音以外には、控えめな話し声とTVから聞こえる野球中継の音。
そんな気取ってないホッと安心するようなお店は、祖父母の家を思い出すような感覚になり、なんとなく居心地が良いなあとまたしみじみ感じることができました。
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