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五感で味わうことに気がついた

はろー。餃子以外のものを久しぶりに食べると、とても美味しく感じるようになりました。きょん です。

餃子って五感をフルに使う料理なのかも。とふと感じたので書きます。

そもそも餃子に限らず、料理そのものが五感で味わうというのは、わたしが今気がついただけで、昔から一般的に言われてきていることです。笑

また食べる時だけではなく、できあがった料理でもなくて、作り始めた段階から、食事は始まっているという当たり前のことに今更にように唐突に理解しました。

まずは五感。
視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚。

わたしが味わう順番順に書きます。
といっても視覚は全体の半分以上を占めるというのだから、どの段階でも大体重要な要素な気がします。

聴覚

これまで意識下になく全く気に留めていなかったのが、この感覚でした。
フライパンを強火で温めてから、ひとつひとつ並べた時のパチパチッッという音。この時に跳ねた油で軽くやけどしたこともあります(笑)
今の時代は油を引かずに上手に作ることができる餃子が増えていますが、わたしはこれまでの経験を踏まえて、必ず油を熱してから焼き始めるようにしています。

今から餃子に火が通って、できあがっていくぞぉー!というワクワク感。
そこにお湯を入れると、ジャーーーッ!というひとつひとつの水泡が弾けるような音。
フライパン内の温度が一定にすると、上手に焼けると聞いたので、水ではなくてお湯を入れるようになりました。

フライパンの蓋をしている時の、ふつふつ という、どんな風に焼けているか見えないからこそ想像力を掻き立てる時間もすきです。
何分かのちに蓋を開けた瞬間、じゅわああああーーーー!!と響く大きな音。
餃子のBGMを作るならココ。これが餃子!!!って誰もがきっと納得する場面。
これは家だけではなくって、お店で食べに行く時も同様で、聞こえた時は思わず自然と顔が綻んでいます。先日は口角が上がって、”わあ〜美味しそう〜!”と言ってしまっていました(笑)


嗅覚

餃子といえば?と聞くと、きっと出てくるであろう”にんにくの香り”
ランチなど、食後に重要な予定がある時は気にしてしまうこともあるかもしれません。
捉え方を変えると、意識を集中させていなくても、それほど大きな意味合いがあるということなのです。
餃子の匂い といえば、にんにく の匂い。ネットで調べても同じでした。

にんにく以外であれば、油とラー油で焼いた香ばしい香り・・
できあがった時の香ばしさを感じると食欲をそそります。更に早く食べたいという気持ちがUPします。


視覚

フライパンに餃子を並べた時、焼いている時に蓋を開けた時の、あの餃子の皮が透けていて、餃子を囲んでいるお湯がひとつひとつ生きているようにフツフツと弾けている、あの風景、、、!

お皿に乗せた時の、こんがりとついた焦げ目。
一口かじった時に見てしまう中身の様子。
できあがった餃子は、ひとつとして同じものがないので毎回見るたびにワクワクが止まりません。

焼き餃子に限らず、水餃子や蒸し餃子、、作る過程が見えない場合でも、提供した時に初めて目に映った時の景色。個人的にはもうもうと立つ湯気が見えるのもすきです。

湯気ってなかなか写真に残せないので(わたしの写真スキルの問題でもある。笑)、自分の目で見て感じ取ることができる特権というか醍醐味というか・・

なんだか3つでも充分なぐらい書いてしまいました・・触覚・味覚は今回省略します。笑

五感を研ぎ澄まして使いまくることで、わたしの場合は餃子というものを、
もっともっと美味しく楽しく食べられるような気がします。
食レポが上手な人って、これらをわかりやすく簡潔にまとめて伝えられることなんだろうなあと思いました。
毎回新鮮な気持ちに切り替えて、繊細に餃子を向き合って食べていきます。


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