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呉で過ごす、元日

妻の実家へ帰省して、年末年始を過ごしました。

年越しの瞬間、海上自衛隊の汽笛を聞くために呉港に行き、カップ麺を買って帰り、実家でさだまさしを見ながら食べ終わったのが、午前1時30分。

風呂に入らずそのまま寝て、起きたのがなんと10時。初日の出?なんだそれ?

朝風呂から出て着替えたら、お雑煮が用意されていました。

広島の雑煮

丸餅ですましベース。柚子の皮と三つ葉。
広島の雑煮は牡蠣や穴子が入っていることが多いようだが、ベビー帆立が入っていた。(謎)

雑煮を食べ終わったら、また親戚が集まるので食事の準備を手伝ってほしいと言われる。

いろいろご馳走になってる身なので文句は言えまい…働かざるもの食うべからず。ポテサラ作りや配膳の任を仰せつかる。

一方の奥様は完全に働かざる者と化していた。

ネイルチップをつけてみたらしい

わらわら集まり始める親戚のチビどもにお年玉をあげるのが奥様の仕事。

ご馳走を食べ終え、午後は歩いて亀山神社まで初詣に行くことになりました。

メンバーは私、奥様、4歳の姪っ子、中学生のいとこ。

私は歩き疲れた姪っ子を回収するベビーカーを押す仕事と、出店で欲しがった食べ物と小さいサイズの「高崎だるま」のお代をちいかわのポシェットから取り出して代わりに払う仕事を義姉さまから仰せ付かる。大役である。

亀山神社

亀山神社は呉の総氏神ともあり、ずらっと参拝者が参道に沿って長蛇の列を成している。

この4歳児は並ぶのに耐えれそうにないので、出店とおみくじだけ見て回ることになった。

出店で出ていた高崎だるまを買い、4歳児に持たせると、今度はめざとくボールすくいを見つける。

ボールすくいで景品をもらった後、おみくじをなぜか2種類ひき、上機嫌の4歳児。
まだ帰らないと言い出したので、理由を聞くと「まだ食べ物の出店を見ていない」Oh…

燃えている

深夜のドンキにいそうな金髪の若者に400円支払い、大した量の入っていない冷めたフライドポテトを購入。

「ポテトを食わせておけば言うこと聞くようになる」との義兄のアドバイスは的確でした。

灰ケ峰

坂をくだり、レンガ通り商店街をぬけて家まで帰る。

帰ってきて2時間後、テレビで緊急地震速報が流れたのは、和室でグデーっとしているときでした。広島は流石に揺れませんでした。

岐阜の実家は震度4でしたが、LINEをしてみると数十年振りにかなり揺れたとのこと。
帰れるか心配になる(問題なく帰れた)

正月の特番がことごとく地震と津波の報道にかわり、親戚一同「なにもみるものがないね」状態。

この時はまだ、親戚みな呑気していて、かなり甚大な災害が起きているとはだれも思っていなかったのでした。

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